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スイーツ

2016年2月5日

コンペイトウ王国の王様になった父から、娘へとつなぐ、コンペイトウミュージアム

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大阪糖菓株式会社

 

 

コンペイトウと聞くと、50代以上の方なら、ノスタルジーをそそられるお菓子ではないだろうか?たまに無性に食べたくなったり…。小さな一粒を口に含むと、嫌みのない優しい甘さに心が和む。

 

だけど今時のコンペイトウは、昔のイメージ以上に進化を遂げ、味もおいしく見た目もカラフルで可愛らしいものがたくさん。お子さんにも大人気なのだとか。

 

 

「なんでコンペイトウ、なんやろ?せめてチョコレートなら良かったのに」

 

子供の頃、甘いものが嫌いだった女の子は、いつもそう思って溜め息をついた。大阪糖菓株式会社の三代目社長野村しおりさんだ。

 

「今ではコンペイトウも甘いものも大好きですよ」と快活に笑う。先代で現会長の野村卓氏から一昨年12月に、会社を引き継いだ若くて元気な女性社長だ。

 

八尾に本社を置く大阪糖菓株式会社は昭和15年、初代野村三男氏が西区で菓子問屋を開業したのが始まり。戦後スグから当時流行していたコンペイトウ製造にも乗り出した。もののない時代、小さな甘いお菓子は、人々の心をどれだけ元気づけたことだろう。

 

 

その後、昭和27年に大阪糖菓株式会社となり、55年には現在の場所に工場を移転した。それまでのコンペイトウは色が決まっていて、ピンク、黄緑、黄、白の4色だったが、色のバリエーションを増やし、味もハッカやニッキなどの和風味や、ストロベリーやサイダー味を増やしていく事で、業績を伸ばした。 また包装にも工夫し、お花のイメージを大事に、四季を演出する事を重点として、他社のコンペイトウとの差別化もはかっている。

 

メーカーとして営業しているだけでは、お客様との直接の接点がなかったため、お客様のニーズや生の声を聞くためにと考えたのがサービス業にも乗り出す事。そして、製造工程や歴史などコンペイトウの魅力を広く知ってもらうために、南蛮文化と縁が深い、堺市にプチミュージアムを開設、その後八尾の本社工場にも体験型ミュージアムを作った。

 

 

それだけに留まらないのが、先代社長の凄さ。来場者を増やすため、またお客様に楽しくコンペイトウについて学んでもらうため、自らコンペイトウ博士や南蛮人、今ではコンペイトウ王国の王様に扮し、関西の名物社長になった。

 

平成26年12月に社長を引き継いだ娘の野村しおりさんにも、その精神は引き継がれ、南蛮人や姫”カタリーナしおり”に扮し活躍、訪れる人達を親子で楽しませている。

 

現在福岡にも開設し、ミュージアムは計3カ所と広がっている。

 

「会長は、色の濃淡、包装の美しさで、食べるだけでなく、目でも楽しむという道を作って来たが、私は今後もさらに魅せるコンペイトウとしても商品を広げていきたい。また砂糖のもつ、保湿効果なども商品づくりに生かしていきたい。昨年創業75周年を迎えたので、この先100年企業を目指してまだまだ進歩していきたい。」と「シュガラブ石鹸」や「シュガラブリップ」(2月発売予定)なども開発。魅せるコンペイトウとして、コンペイトウアクセサリーなども企画、女性ならではの感性で会社の可能性を広げている

 

 

甘いものが苦手だった少女が、今では大阪糖菓株式会社の社長になり、お砂糖の魅力、コンペイトウの魅力を発信しているのだから、人生って面白い。社長として、また”カタリーナしおり姫”としてもさらなる活躍に期待大!!

 

 

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