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2016年2月25日

祝・市制60周年 観光のハブ都市を目指す、奈良県橿原市

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充実した交通網を生かし、観光客の「受け皿」に

 

平成28年2月11日に市制60周年を迎えた、橿原市。今年は、宮崎市姉妹都市50周年、神武天皇2600年大祭の年でもあり、まさに節目の年となります。これを機に、橿原市はどう進化していくのか。任期3期目となる森下豊橿原市長にお話を伺いました。

 

 

「したい」をかなえる、「気持ちの受け皿」にも

―3期目のご就任、おめでとうございます。

ありがとうございます。1期目、2期目とは違うスター トラインから、新たな違うステージでの取り組みになると感じています。何事も動き始める時に一番力がいりますよね。その点、これまでに地域・県・国が一緒 になっていろいろ進めてきたので、すでに“加速した状態”といういい条件で、いいスタートが切れたと思います。

 

―では、市としての取り組みもいろいろ進んでいるのでしょうね。

日本で初めて都が置かれた場所であり、橿原神宮が築かれたり、江戸時代に栄えた今井町がその姿を残していたりもして、昔から交通の拠点になっていたのではな いでしょうか。それだけの土台があるのだから、「受け皿」として機能することが、橿原市の役割だと思っています。関西空港や伊丹空港からも約1時間、京奈 和自動車道やバイパスなども整備され、とにかく交通の便がいいんです。奈良市や宇陀、吉野、京都や和歌山、そして伊勢だって、橿原市に来てもらえればどこ へでも行ける。だからこそ、玄関口、観光の拠点として「受け皿」という位置づけを明確にし、整備していくべきだと思っています。

 

―八木駅前南市有地の活用事業も、その一つですね。

橿原市に来ていただけるよう、ここを拠点としていただけるよう、宿泊に特化したゆっくりできるところを作ろうと進めています。奈良は景観保持のため高さ制限 が厳しいですが、シンボリックなものを作りたくて、大仏殿よりは少し低い45mのビルを建てます。ここから、大和三山・今井町・橿原神宮の森・張りめぐら された交通網を一望すれば、なぜここに都が作られたか実感していただけるはずです。

八木駅の南側の開発が終わったら、今度は北側も開発しようと思っているんですよ。もっとすっきり広々した景観のいい空間を目指しています。

 

―市制60周年のロゴマークには「したい」をかなえる、という思いが込められているそうですね。

市民はもちろんですが、市外の人にとっても「したい」をかなえるきっかけづくりの場所にしてほしいんです。自然も歴史もある橿原市に来て人生を振り返り、自分を見つめ直し、ここで決意を新たにして、「したいこと」に挑戦してほしい。そんな「したい気持ち」の受け皿でもありたいと思っています。

 

―展望は尽きませんね。

格段に増えた交通量に対応できるよう、道路の整備強化も進めていますよ。また、橿原市・高取町・明日香村による「日本国創成のとき~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~」のストーリーが、昨年「日本遺産」に認定されましたが、このように市町村の連携を深めながら、さらなる「日本遺産」認定を目指したいと思っています。

昔は内内でやってきたことも、これからは外とも積極的に関わっていく必要があると思います。今がその変わり目ではないでしょうか。

 

自然にも子どもにもやさしい、こだわりの「こども園」

―「こども園」にも力を入れていらっしゃいますよね。

認定ではないけれど、市が独自に責任を持って5つの「こども園」を作りました。すでにあるものをうまく利用してコストを抑えつつ、体温調節機能の成長を妨げるようなエアコンありきの構造ではなく、断熱材を活かした快適で木の香りもするような、自然にも子どもにも優しいものにこだわっています。最初はいろいろご意見もいただきましたが、お声に応えて改善していくうちに、満足していただけるこども園に成長しました。今後は、幼稚園+保育園だけでなく、幼稚園+幼稚園、幼稚園+小学校+学童など、いろんな形のこども園を作りたいです。目標はあと3つ! 待機児童を減らしたいですね。

 

―橿原市は元気ですね。

よ く言われます(笑)。でも、ウチが元気じゃなきゃいけないと思うんです。とにかく私自身、新しいことをするのが大好き。今すぐ芽が出ないことでも、何十年 か先にあの時の事業が活きているなと思っていただけたら嬉しいですね。そのためにも、県や国とのつながりも大切に、民間の力も取り入れながら、70周年 に向けて歩んでいきたい。これからまだまだ橿原市は変わりますよ!

 

 

森下市長には、明るい未来が見えているのではないか、そう思えるように、キラキラ輝く笑顔で熱い想いを語ってくださいました。多くの場所や文化、歴史と繋がっている橿原市で、新たな何かが始まりそうな予感です。

 

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