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コラム

2016年2月23日

「130万円の壁」が「106万円の壁」に? 
扶養家族の社会保険料適用基準

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平成28年10月からパート雇用の適用基準が拡大

 

昨年、パート主婦に衝撃が走りました。なんと社会保険適用基準が今まで年収130万円だったのに、これからは106万円になってしまう…。

 

「えーっ、じゃあ私もそうなの? 大変、パート時間へらさないと…」

と慌てているあなた、ちょっと待ってください!

 

年収106万円で社会保険料を払うことに

2016年10月より、パートやアルバイトの厚生年金(社会保険)適用基準が緩和されます。平たく言えば、主婦などで旦那さんの扶養家族とされ年収130万円までなら自分で保険加入しないで済んだわけですね。

 

ところが、これからは年収106万円あれば扶養家族から外れて、自分で社会保険料を月々払い、保険加入しなくてはならなくなったのです。ということは、むしろ年収100万円程度に抑えておいたほうが手取りが高い…ということになってしまうわけです。

 

焦るのはちょっと待って、条件を確認

そもそもこの制度変更は、女性が社会で働きやすくなるように、というものだったような…?

「どこがやねん! これやったらパートの時間減らすわっ!!」

でも待ってください。あなたは焦る必要はないかもしれません。

106万円の壁にぶつかってしまう人は、今のところは以下の条件にあたる人だけなのです。

 

  • ●週の労働時間が20時間以上
  • ●賃金月額が月8.8万円(年106万円以上)
  • ●1年以上の使用されることが見込まれる
  • ●従業員501名以上の勤務先で働いている

 

こうした条件に該当しても、学生は除外されます。また派遣社員なら、派遣先が501名以上の会社でも、派遣元の会社が501名以下なら該当しないのです。

 

「なんだ!私の職場は小さなお店だから大丈夫ね」

…そう安心するのもまだ早い。

たとえあなたの職場が数名だけのお店でも、そのお店が各地で展開していて全従業員数501名以上なら…。この条件に該当するかもしれません。

 

社会保険に加入することは、損ばかりでもない

社会保険に加入すると、将来受け取れる年金額は増加するそうです。また病気やけがの時の保障も強化されます。また今回は上記の条件だけですが、将来的には対象はさらに拡大し、専業主婦の年金にも及ぶ可能性も大きいのです。今の手取りは減っても老後の安心を増やせる、と割り切って、保険料差し引きに負けないくらい働けばいいのかも…。

 

でもどうしても家事や育児、介護などは主婦に割り振りされてしまうのが現実。この上さらに働くことが「女性の社会進出」なんでしょうか…。

 

 

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