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2017年1月1日

「奈良のへそ」黒滝村を「未来の見える村」に~辻内幸二村長インタビュー

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新春インタビュー 黒滝村の2017年

 

「奈良のへそ」と呼ばれるように奈良県の中央に位置し、村の総面積の約97%が林野という、黒滝村。村の資源と人を生かした取り組みがどんどん進められています。2017年、黒滝村はどう輝くのか、辻内幸二村長にお話を伺いました。

林業に再び脚光。
都会からも移住者が。

黒滝村の木材で作られたテーブルセット。温もり溢れる逸品だ。

 

「黒滝村は吉野林業発祥の地です。黒滝の木はまっすぐで、大極殿の柱にも使われているんですよ。岐阜県高山市の業者と事業提携をし、黒滝村の木材を使って製品づくりも進めています。また、自然の中での生活に興味を抱き、黒滝村森林組合の現場作業員として東京から家族で移住してこられた梶谷さんは、吉野杉の間伐材をチェーンソーで削って作品に仕上げるチェーンソーアーティストとしても活躍されています。ほかにも黒滝村に移住してくださったご家族が数組いらっしゃるんですよ。村に魅力を感じていただいた方々が、生産年齢人口の村外流出の問題解決に一石を投じてくださっているのは嬉しいですね」

住んでよし、訪れてよし
自然に抱かれる極上の幸せを

北欧風の民家をイメージした道の駅「吉野路 黒滝の周りには、黒滝川の清流が流れる。

 

黒滝川沿いには、大自然と身近に触れ合えるリゾート施設が点在しています。

 

「『黒滝・森物語村』の宿泊施設にも木がふんだんに使われています。大自然に囲まれてのんびりお過ごしいただけるんですよ。道の駅『吉野路 黒滝』は地元特産品はもちろん、黒滝村初のコンビニもあって地元の方々の交流拠点にもなっています。ほかほかのお弁当や商品(2,000円以上)をご自宅まで宅配するサービスもしており、ご高齢者の見守りにもなると喜ばれています」

 

他にもショートステイを土日も行うなどサービスを充実させることで介護する側の負担を減らしたり、「黒滝村元気ふれあい活動ポイント制度」事業として健康づくりとふれあいにつながる事業への参加を促す取り組みなども行われています。

 

「また、平成26年4月から『こども園』をスタートし、平成27年には小中一貫教育を導入、翌年の校舎一体化では黒滝産の材木を使いました。小中一貫になったことで、よその地域に通っていた子供たちも村内に戻ってきてくれたんですよ。ほかにも、給食・遠足・修学旅行を無料にするなど、未来の宝である子供たちへの取り組みも積極的に進めています」

 

女性の力が村を変える
「JS会」発足で新たな取り組みを

 

昨年12月16日(金)~25日(日)には、「黒滝・森物語村」芝生広場ほかで「イルミネーション in 黒滝村」が開かれていました。

「自由な発想で積極的に村を盛り上げてもらおうと女性職員からなる『黒滝村JS会(女子職員会)』を発足しました。このイルミネーションも、JS会の主催なんですよ」と辻内村長。

人と自然という大きな財産に恵まれた、黒滝村。村民にとって住みよい街はもちろん、村外の人にとっても訪れたい・住みたい村を目指して、今後も様々な取り組みが進められていくことでしょう。

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