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2017年11月17日

富田林市社会福祉協議会の配食ボランティアに密着取材

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ありがとうの一言を聞きたくて

富田林市社会福祉協議会の配食ボランティアに密着取材

富田林市社会福祉協議会による『配食ボランティア』の取材に行ってきました。配食ボランティアとは、富田林市在住で65歳以上の一人暮らしの方や世帯全員が65歳以上であるお家の方々に昼食用のお弁当を配達する人達のことです。

 

足腰が弱くなってきて調理ができない人や買い物に行くのが困難な人、認知症の人等も利用できます。そもそも配食サービスは、この協議会が昭和54年から老人給食サービス(月2回)として開始したものですが、平成17年10月より地域ボランティアの協力を得て、食の確保と安否確認の実施という行政サービスとなりました。

 

近年、高齢者を取り巻く環境は、独居世帯の増加や近所づきあいの減少により孤立化し、引きこもりがちになり、最悪の場合、孤独死につながります。そういった環境の中で、見守りを兼ねた配食ボランティアの果たす役割は大きくなっています。

富田林市社会福祉協議会の配食ボランティアに密着取材

利用には、市役所高齢介護課へ申請が必要ですが、1食300円の利用料金を支払えば希望する曜日(月~金)にお弁当を配達してもらえます。利用者にとって、地域の人(配食ボランティア)がお弁当を持ってきてくれることによって、親しみが感じられ、地域とのつながりを実感できるのではないでしょうか?

ベテランボランティアさんに同行させてもらいました

配食ボランティアの動きとしては、9時30分に富田林市総合福祉会館に集合し、その日の配達先(依頼先)を確認後、お弁当を積み込まれた5台の車に分乗して順次出発していきます。

 

記者が同行させてもらうのは、森文雄さん、永池俊之さん、町中清秀さんの三人。ボランティア歴5~6年以上というベテランぞろいでした。配食ボランティアを始めたきっかけは、「誰かの役にたちたい」「社会のために何かしたい」「高齢者の笑顔が見たい」との事でした。

 

1軒ずつ訪問して「お元気ですか?」「お変わりないですか?」と声かけしながら、利用者さんの顔を見てお弁当を手渡します。その日体調が悪そうだったりすると、戻ってから申し送りしておくと、社会福祉協議会の職員さんが利用者のご家族にその旨報告してくれるのです。

ボランティアさんそれぞれの思い

富田林市社会福祉協議会の配食ボランティアに密着取材

森さんが走ってお弁当を配達するのは午前中に約30か所を回らなくてはならないからです。限られた時間内に限られたメンバーで回らなければなりません。「だからどうしても小走りになってしまうんです。本当はもっと、1軒ずつ余裕を持って回りたいのですが…」とおっしゃっていました。

 

一方の永池さんはゆっくり歩いて配達されます。それにもやはり訳がありました。永池さんは1年前に手術をされています。「なにもそんな身体でボランティアなんかしなくたって、家でじっとしてればいいじゃないですか」というと、「家にいたら寝てばかりで、テレビばかり見てる。こうして外に出てボランティアをしてると、それがリハビリになるんです」と人懐っこそうな笑顔で答えてくださいました。聞けば、ドライバー担当の町中さんも胃を全摘されているとか…皆さん、すごい!まったく頭の下がる思いです。

配食サービスボランティアを募集中

富田林市社会福祉協議会の配食ボランティアに密着取材

活動のやりがいをお聞きすると、皆さん口をそろえておっしゃいました。利用者さんからの「ありがとうの一言です」と。人生の先輩方に、地域のためにと頑張っておられる配食ボランティアの皆さんに、心からのエールを送りたいと思います。富田林市社会福祉協議会では配食サービスボランティアを募集しています。週1回の活動でも可ということです。

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