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特集「ヤバい女」

2017年11月8日

特集「ヤバい女」⑧
グッド・ガール バッド・ガール(2006年 日本未公開)

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監督 セバステャン・ピグ

出演 ユリア・スティンスホフ(二役)/ニック・ブリンブル

シネマ365日 No.2293

尼僧とストリッパー 

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セリフは英語ですがドイツ映画のコメディです。謹言な尼僧の姉、詐欺師でストリッパーの妹。正反対な双子の姉妹が、解体寸前の修道院を建て直すため奮闘する。妹はヴァネッサ、姉はマリア。二年間音信普通だったヴァネッサがマリアの修道院に転がり込んできた。また何か不始末をしでかしたのだ、と姉は察し、部屋から一歩も出てはいけないと妹を監禁する。ヴァネッサはクラブのナンバー・ワン、ストリッパーだ。わがままである。「店を辞めたい」とオーナーにいうが、ヴァネッサ目当ての客が大勢、手放すわけにはいかない。オーナーはダイヤをカバンに詰め、二日後のヤクの取引に備えていた。辞める、辞めさせないで押し問答の末、ヴァネッサは冷蔵庫に詰まった死体を発見、アイス・ピックにお前の指紋がある、お前は詐欺師のムショ帰り、警察に訴えたら殺人罪で逮捕だ、店に残るなら訴えはしない、と脅されるがオーナーとボディガードをぶん殴って逃走、姉のいる修道院に来たわけ▼オーナー一味はマリアをヴァネッサと間違えて誘拐した。ダイヤをどこに隠した、白状しろと縛り上げると「神の御元に」云々と奇妙なことを言う。アバズレが気でも狂ったか。あわや拷問というときに、クラブでバイトするフランク(ニック・ブリンブル)に助けられる。修道院にはヴァネッサの行方を捜索する刑事が来た。ヴァネッサは尼僧になりすまして追い返す。シスターたちのやりとりを聞いてわかったことは、マリアは修道院長で、彼女の手腕で廃墟同然だった館の修復に着手、でもお金が足りない、視察にやって来た司教補佐は「維持費の5割を負担できなければここは売払い、解体して再整備する。シスターたちは各地の修道院に分散だ」。姉妹は両親を亡くしたあと、修道院に引き取られたがヴァネッサは早々に脱走した。「君の双子の妹は前科のある盗っ人だね」と司教補佐に嫌味を言われた偽マリアは「建て直すプロジェクトをちゃんと考えている」ときっぱり。「レンタル・シスター」なる事業を提案する。シスターを派遣するコンサル業務らしい。しかし、ヴァネッサは子供のいない親に養子縁組を持ちかけ、やってきた子供はチンパンジーだったという詐欺の前科があるのだが…▼ユリア・スティンスホフが金髪長身で目立つのと、ドハデなカーアクションと銃撃戦で、それなりに見せ場をつないでいきます。偽マリアが司教補佐の前で賛美歌を歌わねばならぬ。ヴァネッサの、ストリッパーのエンタテイメントが爆発、艶やかな歌と踊りで司教補佐は魅了され、シスターたちは拍手喝采。すっかり機嫌がよくなった司教補佐は「レンタル・シスターも考えてみよう」。そこへヴァネッサ救出に駆けつけたマリアとフランクが合流、シスターたちは団結しギャングどもを奇略で返り討ちにする。フランクは姉妹の命の恩人として修道院で働くことに。ヴェネッサも企画責任者として、チンパンジーは使わない派遣事業を展開することに。追いかけてきた刑事がダイヤを横取りしようとするハプニングはあったものの、カバンは無事警察に返還されます。が、オーナーの金庫からくすねた大きなダイヤ二粒がいつの間にかヴァネッサの手に。「修道院修復の資金は充分よ」双子はニヤリ。それって泥棒だろ。元持ち主は悪漢だし、ま、いいか。罪のないドタバタで笑いたいときにオススメです。

 

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