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特集「アニマルフェスティバル」

2018年1月1日

特集「それいけアニマルフェスティヴァル5」①
〜あけましておめでとうございます〜
ホテル・バディーズ/ワンチャン救出大作戦(2009年 コメディ映画)

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監督 トール・フロイデンタール

出演 エマ・ロバーツ

シネマ365日 No.2347

愛と平和の年に 

それいけアニマル1-4

あけましておめでとうございます。「それいけアニマルフェスティヴァル」シリーズ「5」は、イヌ年にちなんだワンチャンたちの出演作です。アット・ホームで初笑もできて、イヌが大活躍する映画、ということでまず第一弾がこれ。両親を亡くし里親の元で暮らす姉弟がアンディとブルース。フライデーは家族揃っていたときからの愛犬だ。フライデーの餌代を稼ぐため、姉弟は石を詰めたケータイ電話セットを質屋に入れ、警察に見つかり保護される。里親を仲介してくれるバーニーが引き取りに来てくれたが、3年で5回も里親を変わっている姉弟はどこも引きうけてくれそうにない。今の里親ともうまくいっていない。そこへフライデーが行方不明になった。ペットショップで迷い犬のチラシを貼っていたら、店員のデイブが、動物管理局に行ってみたらとアドバイスした▼そこでフライデーを見つけたものの、引き取り手のない犬がいっぱい収容されていた。とりあえずフライデーだけ連れて帰るが、家には置けない。昔ホテルでいま廃墟のビルに入ると、大型犬一匹、小型犬一匹が住み着いていた。三匹分のドッグフードを買いに行ったアンディは話の行きがかりで、デイブから三匹の犬を預かることになる。ペットショップの女子店員と彼女のボーイフレンドも仲間に入り、メンバー5人が廃墟ホテルで行き場のない野良犬を保護することにした。ブルースはいろんなマシーンを発明(道具は里親の家から黙って持ってきた)、広いホテルで散歩、食事、排泄ができるようにしつけた。とうとう動物管理局の知るところとなり姉弟は施設に、犬は全員管理局に収容、72時間後に処分となった。保護メンバー5人は、管理局の犬全部を逃す計画を立てる…文章で書くと平々淡々すぎるが、何しろ100匹近い犬の大集団である。彼らがホテルにやってきた経緯が紆余曲折にとんでいるのだ。ブルースは宿泊者名簿に、誰が、いつ、どういう状況でホテルにやってきたかを記録した▼管理局から郡境まで走り、郡境を超えたらこっちのもの、と子供達は計画する。先頭の車はデイブの店のワンチャン・カーだ。フロントガラスの下に大きな舌がベロン、車体部はイヌの胴体、耳、頭が描かれる目を剥く仕様だ。目立つことこの上ない車で逃走しようというのだ。まだある。車の後を追って100匹の犬を誘導する先頭犬はフライデーだ。大脱走である。ストリートを全力疾走する犬、犬、犬。人も車もバスもあっけにとられ立ち往生だ。ところがフライデーのやつ、お気に入りのクッションをホテルに忘れてきたことに気づき、急遽進路変更、フライデーに続く犬集団は大旋回、あれよ、あれよという間に犬たちは風のように廃墟ホテルに舞い戻った。町は蜂の巣をつついた騒動になった。ホテルの前に群衆が詰めかけ、何が起こったのか知ろうとする。テレビ局のワゴン車も到着した。も・ち・ろ・ん、動物管理局の怖いおじさんたちも。管理局の責任者が住民に呼びかけた。「心配いりません、犬たちは急遽捕獲し、処分します」。ホテルのドアを開け、そうっと除く。誰もいない。いや、正面階段上のステージに一人バーニーがいた。彼は少しだけ時間をくれ、経緯を説明したいと警察の(警察まで出動したのだ!)許可をもらい、おもむろに手に取ったのは宿泊人名簿だ。「なぜこれだけの野良犬ができたのか。その理由がわかる。マディソン!」名を呼ばれマディソンがステージの上に姿を現し、バーニーの足元に降りてきた。「マディソンは空き家で保護した。引っ越しで置き去りにされた」日記の書き手はブルースだ。子供の幼い字で、でも几帳面に書きつけてある。「ヴァイオラとセバスチャン。柵に挟まれたヴァイオラのそばをセバスチャンは決して離れなかった。二匹一緒に保護した」。「チェルシー。事故で足を失い病院に置き去りにされた」。チェルシーが前脚の一本ない体で、ひょこひょこと降りてきた。「ココ、ロッキー、ハーレイ。ゴミ処理場に近い森で発見」「ジンジャー、ヘンリー、ロミオ、クーパー」犬たちがゆっくり登場する。「ジョージアとレニー。ここの最初の住人」大型犬とその脚の間に入る小型犬だ。人間の勝手な理由で棄てられ、置き去りにされ「家も家族も失った数多くの犬を、子供たちは見捨てなかった。それなのに大人は見捨てるのか?」。テレビ局のレポーターが警官にマイクを向け、報道したいという。「ご自由に」▼市と住民の協力で廃墟ホテルはペットホテルとして生まれ変わり、いつでも里親として引き取ることもできる施設となった。アンディとブルースはバーニー夫婦が養子として引き取った。世は全てこともなし。愛と平和に満ちたよき年、2018年でありますよう、あらためて新年おめでとうございます。

 

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