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特集「アニマルフェスティバル」

2018年1月2日

特集「それいけアニマルフェスティヴァル5」②
〜あけましておめでとうございます〜
ビバリーヒルズチワワ(2009年 コメディ映画)

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監督 ラジャ・ゴズネル
出演 ジェイミー・リー・カーティス/パイパー・ペラーボ/ドリュー・バリモア(声)/アンディ・ガルシャ(声)

シネマ365日 No.2348

笑いながらしみじみ 

それいけアニマル1-4

ビバリーヒルズの豪邸に住むチワワのクロエ(声/ドリュー・バリモア)。飼い主は化粧品会社のオーナー、ヴィヴィ(ジェイミー・リー・カーティス)。クロエはヴィヴィの分身だ。セレブ社会の飼い犬たちと共に、クロエはエステにご馳走、プールに日光浴、贅沢三昧に過ごす。ヴィヴィが出張することになった。毎日のクロエの世話を姪のレイチェル(パイパー・ペラーボ)に頼む。「目的がなくて転職の繰り返し、いつも遅刻ばっかり」とクロエはレイチェルをこき下ろす。「指圧、誕生会、服の採寸、一日四回のお召し替え。威張るし横柄だし、人を顎で使うお犬さまよ」とレイチェル。お互い天敵だ。庭師のサムの犬、雑種パピはクロエに恋している。「耳を誰かに舐めて欲しいなら、いろんなところを掻いて欲しいなら、昼寝の相手が欲しいなら、俺が喜んでその誰か、になろう」でもクロエは知らん顔▼レイチェルが友だちとメキシコ旅行に行くことに、クロエも連れていく。はしゃいでいるうちクロエが行方不明になった。レイチェルは真っ青。ビバリーヒルズからサムとパピも来た。タカビーのレイチェルはサムをバカにしていたが、ここは力を借りねばならぬ。必死の捜索が始まる。クロエは闇のドッグ・ファイトの元締め、ヴァスケスに捕まり闘犬場に来ていた。檻の中には暗い表情のいろんな犬たちが闘犬のチャンピオン、ドーベルマンのディアブロに噛み殺されている。クロエが檻に放り込まれた。そのとき、ジャーマン・シェパードのデルガド(声/アンディ・ガルシャ)がクロエをさらって闘犬場から逃走した。後に続けと犬たちは脱走。町中が大騒ぎに。デルガドは優秀な警察犬だったが事故で相棒の警官が殺され、そのときの怪我で鼻が効かなくなったため「クビさ」。デルガドは小さなクロエを放っておけず、ビバリーヒルズまで送ってやることにする▼荒地を歩き、列車に飛び乗り冒険旅行が続く。その頃クロエが金持ちの飼い犬だとわかったヴァスケスが、探知機をつけたディアブロを放ち追跡していた。クロエとデルガドは旅の途中、クーガの襲撃を受けるが、突如砂塵とともに現れたチワワの一群に助けられる。首領のモンテマスはアステカ宮殿の遺跡に二匹を連れて行き「ここは我が力強き種族チワワ発祥の地だ。アステカの人々は去ったが我々は残った。我々は愛玩用のバカな帽子をかぶりカバンで運ばれ、赤ちゃん言葉で話したくない」チワワの群れがいっせいに「ノー・マス」と叫んだ。愛玩犬は「もうイヤだという意味さ。俺たちチワワは己の吠え声を見つける。吠えてみろ」とクロエに言う。蚊の泣くようなクロエの声に「心配ない。必要な時に、君を君たらしめる吠え声は生まれる」▼レイチェルとサムは警察やら地元の住民やらの協力を得、クロエの行く先を突き止めた。同じくディアブロとヴァスケスも同じ地点へ。一同は鉢合わせをし、シェパードとドーベルマンの因縁の対決。銃がぶっ放され大乱闘だ。クロエが吠える。小さな体で岩をも揺るがす咆哮だ。「君を君たらしめる」吠え声を見つけたのだ。クロエははるばるメキシコまで自分を追ってきてくれたパピを見直す。レイチェルは人に感謝することを知る。デルガドは危機にあって臭覚を取り戻し、再び警察犬として復帰した。この映画がドタバタにならないのは、チームワーク、差別意識の撤廃、人間も動物も個性を認め合うダイバーシティ、友情と約束と責任、危機に臨んだ時の勇気などという、社会生活の基本を散りばめているからでしょう。ご家族で、お友だちと、お一人ででもけっこう、笑いながらしみじみとし、我に返らざるをえぬポイントいくつかあるはずです。犬の敏感な、特にシェパードのデルガドの繊細な顔のアップがいいですよ。ドリュー・バリモアとアンディ・ガルシャが決まっています。

 

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