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特集「アニマルフェスティバル」

2018年1月3日

特集「それいけアニマルフェスティヴァル5」③
〜あけましておめでとうございます〜
ベートーヴェン5(2003年 日本未公開)

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監督 マーク・グリフィス
出演 ディヴィー・チェイス/デイブ・トーマス

シネマ365日 No.2349

ベートーヴェン大好き

それいけアニマル1-4

「ベートーヴェン」シリーズの「5」。大きなセントバーナードの愛犬ベートーヴェンと、小学生の少女サラ(ディヴィー・チェイス)が夏休み、田舎町クイックシルバーに住む、おじさんのフレディ(デイブ・トーマス)のもとにやってきました。古い小さな町は知らない「よそ者」となかなか打ち解けません。でもサラはヘッチャラ。どこへ行くのもベートーヴェンと一緒。おじさんは車の整備工です。ベートーヴェンが出迎えに応え、飛びつこうとすると「ダメ、油で汚れる」。このワンちゃんは大食いで、食事のときはテーブルの下にいて皿の上をペロリ。眠るときはサラのベッドですやすや。少女の三倍もある大きな体でベッドのほとんどを占領する。ベートーヴェンはサラの無二の親友です。一心同体です。影が形に沿うごとくサラと行動を共にする。賢くて忠実で強くて力持ち。こんな犬が一緒にいれば、何があっても怖くないと思えます。ベートーヴェン、あなたが大好きよ。この映画の楽しさはストーリーや物語の展開ではなく(もちろんそれもありますが)少女とベートーヴェンの「二人で一人」の心の通い合いを見る安らかさです▼フレディと仲良しの少年ギャレットが町を案内してくれました。変わった人ばかりです。昼ひなか、ウェットスーツを着て町を歩くおじさん、図書館の司書はたくさんある本を貸し出そうとしない、いつも子犬を連れているおばさんはサラを「よそ者」だといって友達にならない。そんなある日、ベートーヴェンが古い10ドル札を咥えてきた。そのお札は昔この町で死んだ大強盗モー&リタが隠した大金の一枚だとわかった。大金はどこに埋められたのか。町の人々は手のひらを返したように、サラと友達になろうとします。モー&リタは人を傷つけない強盗で、金を盗んだ後赤いカーネーションを置いていった。12の銀行を襲い、クイックシルバーで、警官隊に追い詰められ大金を乗せた車ごと湖に転落、最期を遂げた。それ以来、モー&リタの幽霊がお金を守るため、幽霊となって森に出没する噂が流れた。呪われた森では夜になると誰ともしれない声が聞こえるという話だ▼モー&リタの資料を探そうと町の図書館に来たが、ガイルズ司書は全く協力してくれない。ギャレットが一計を講じ、司書が昼食に出たのを見計らって中に入り、サラは古い写真を見つけた。なんと、ガイルズ司書はモー&リタの息子だったのだ。「両親は九死に一生を得、カナダに行って足を洗った。奪った金は水銀採掘場のどこかに埋めた。戻って掘り返したかったが、怖くて戻れなかったそうだ」。ではやっぱりお金は隠されているのだ。ところが唯一、お宝発掘の当事者(?)だったベートーヴェンが誘拐されたのだ。打ちしおれるサラ。保安官のジュリーも協力して探すが呼んでも叫んでもベートーヴェンは現れない。森に入ると、怪しげな白い幻がふわふわと宙を漂っている。叫び声が上がり罠にかかった男が宙吊りになっている。よく見れば商工会の会長だ。欲にかられベートーヴェンを誘拐し、宝探しに来て隠し金を見つけたのはいいが、御用となったというわけ▼大した山場があるわけでも込み入った筋書きでもないが、ベートーヴェンとサラと、サラのボーイフレンドの少年ギャレット、おじさんのフレディと、彼が思いを寄せる美人保安官のジュリーが仲良しになって「めでたし」の映画。笑うシーンはほぼベートーヴェンの独壇場。家族で見るアットホームな映画です。

 

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