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2018年2月27日

「作っている人も 持つ人も 笑顔になれますように」フェルトボール体験会 in 大和郡山

始まりは小さなねずみのぬいぐるみから

「作っている人も 持つ人も 笑顔になれますように」フェルトボール体験会 in 大和郡山

 

「はい、これがインスタ映えするお写真の撮り方で-す」できあがった作品の撮影をお茶目に仕切る先生に、生徒さんの笑い声がわっと広がります。これは130日に大和郡山市のTaishinサロンで行われた、羊毛を手のひらでまあるく整えて色とりどりのフェルトボールを作る体験会の様子。講師は「なないろはーと」代表の吉元ひとみさんです。

 

今回は体験会ということで、糸に繋げるだけの一連モビールを作りましたが、このフェルトボールはさらに加工して、ネックレスやヘアアクセサリー、マスコットなどを作る材料にもなります。気軽に本格的なグッズが作れることから、趣味講座としても大人気。

「でも私自身は最初から、趣味にするつもりはなくて…。息子が卒業した後、彼が仕事としてできるものにと思ったんです。」

 

吉元さんの息子さんは生まれつき障がいがあり、すばらしい集中力を持つ反面、社会的な生きづらさを抱えています。息子さんが中学時代に作った羊毛フェルトのねずみのぬいぐるみを見て、その出来栄えに驚いた吉元さんは、「この羊毛フェルトを通じて息子や仲間たちが社会と繋がっていけるのではないか」と考えたそうです。

フェルトボールで繋いでいくなないろの気持ち

「作っている人も 持つ人も 笑顔になれますように」フェルトボール体験会 in 大和郡山

現在は、奈良県の福祉施設の協力を仰ぎながら「障がい者応援クラブ なないろはあと」として、このような体験会やイベント出店、委託販売をおこなっています。商品の材料としてフェルトボールを制作してもらうことに工賃を払う仕組みも確立され、会は順調に活動範囲を拡大中。

 

資金調達の為、クラウドファンディングをいち早く取り入れたり、体験会の会場に商品見本を彩りよくディスプレイし、フェルトボールの活用イメージを参加者に届けたり、冒頭のような撮影指導をしたり、とさまざまな取り組みや工夫がなされています。そんな吉元さんの商品・ビジネスに対するセンスの良さと息子さんの将来を思う真っ直ぐな気持ちで、現在活動はぐんぐん広がりをみせています。

 

「作っている人も 持つ人も 笑顔になれますように」なないろはあとのスローガンはそのまま吉元さんの願いでもあります。(写真 右端が吉元さん)