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2018年4月27日
ゴールデンウィークの渋滞が去年より増加の予測!渋滞回避の方法は?
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渋滞の先頭は? いつがピーク? 避けるには? 車線は変更すべき?

いよいよゴールデンウィーク!今年は間に2日間平日が入ることから、混雑が分散されるかと思いきや!高速道路会社のNEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の3社から発表されたゴールデンウィーク期間中(4月28日~5月7日)の渋滞予測では、2018年は「10km以上の渋滞」「30km以上の大型渋滞」ともに昨年より渋滞回数が増加するというのです。
公共交通手段を使うのもいいですが、目的の場所や観光プラン、移動グループの人数、荷物の多さによっては車の方が便利。ただし、飛行機や新幹線は空席があればなんとか予定通りに移動できますが、車は道路事情により到着時間や予定が大きく変わってきます。なんとかうまく渋滞を回避する方法はないのでしょうか?気になる「渋滞」のあれこれについて特集します。
渋滞はなぜおこるの? 渋滞の先頭はどうなってるの?
イライラする渋滞。でも、一体先頭はどうなっているのでしょう?「先頭は動いているはずなのになんで渋滞するの?」と疑問に思ったことはありませんか?
もちろん、先頭はちゃんと動いています。しかし、例えば、ずっと軽快に走っているところに緩やかな上り坂が出現。それに気づかず同じ調子でアクセルを踏んでいると自然とスピードが落ちます。すると、車間距離を取るために後続車も減速。そして、その後続者はさらに減速…こうしてどんどんスピードが落ちていくわけです。他にも、トンネルの入り口などで車がスピードを落とすと、その後続車は危険を察知して早めに軽くブレーキを踏みます。その後ろの車はもっと強くブレーキを踏み…結局、十数台後ろになると車は停止してしまいます。つまり、渋滞はスピードダウンやブレーキが影響力を大きくしながら連鎖していくため生じているのです。料金所ではETCの導入でこの現象が少し軽減されたようですが、それでもやはり渋滞はなくなりません。
渋滞を避けるには?
渋滞に巻き込まれないためには、ズバリ、ピーク時を避けること!当たり前のことですが、やはりこれが一番効果的です。下り線はゴールデンウィーク初日にあたる5月3日(木・憲法記念日)が1年の中で最も渋滞が発生する特異日です。もしお休みを取れるようなら、5月1日(月)または5月2日(火)のお出かけがおすすめです。一方、上り線は5月5日(土・子どもの日)が1年の中で最も渋滞が発生する特異日です。翌日の5月6日(日)には渋滞の発生が大幅に減少します。
また、渋滞がひどいと予測される路線と時間帯を避けること。下り線では、5月3日(木・憲法記念日) の5時頃「中央自動車道 相模湖IC付近(45km)」、9時頃「関越自動車道 花園IC付近(50km)」、10時頃「九州自動車道 鳥栖JCT付近(30km)」、上り線では5月3日(木・憲法記念日) 5時頃「東名高速道 大和トンネル付近(35km)」、5月5日(土・子どもの日)の 18時頃「関越自動車道 高坂SA付近(45km)」、19時頃「神戸淡路鳴門自動車道 舞子トンネル出口付近(50km)」との予想が出ています。うまく一般道と使い分けるか時間をずらせて移動しましょう。
早く進むには車線を変更すべき?
しかし、日程や路線の変更はそう簡単には行きません。そこで、ほかの方法もご紹介しましょう。皆さん、自分が走っている車線と隣の車線、どちらの方が早く進むか気になったことはありませんか?あっちへこっちへやたら車線変更をしている車も見かけますが…。
実は、渋滞回避には、車線変更をせず、走行車線を走り続けるのが有効なんです!それは、走行車線より先に追い越し車線で渋滞が発生すると言われているから。一番左は合流もあって車が多いと思われがちですが、実は、合流後、多くの車は追い越し車線へと移動しています。また、流れが詰まってくるとつい追い越し車線を走ろうとするのも運転手の心理。このように、追い越し車線には車が集まりやすいため、車線を変えず一番左を走り続けるのがいいのです。
渋滞予測や渋滞情報をしっかりチェックして、余裕のあるプランでおでかけください。運転は思っている以上に疲れますので適度な休憩もお忘れなく。同乗者も運転手が休めるよう気配りしてあげてくださいね。安全運転で楽しいおでかけを!
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