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特集「偏愛力」

2018年7月19日

特集「偏愛力4」④
スピーシーズ2(1998年 SF映画)

監督 ピーター・メダック

出演 ナターシャ・ヘンストリッジ/マイケル・マドセン/マージ・ヘルゲンバーガー/ジェームズ・クロムウェル

シネマ365日 No.2545

なんで猫ちゃんが? 

偏愛力

第一作「スピーシーズ 種の起源」がよかったので続編を。でもパワーダウンは明らかでつまらなかった。前作の、人間と異星人のハイブリッド、シルは生物学者のローラ・ベイカー博士(マージ・ヘルゲンバーガー)によってクローンが作られ、名前はイヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)に生まれ変わりました。美しく成長し、男子禁制の実験室で暮らしています。なぜ男子ご法度なのか。イヴが発情するととんでもない力を出しそうなことをローラは恐れています。そこへ火星帰りの宇宙パイロットパトリックが地球外生命体(エイリアン)に感染しているとわかる。彼は繁殖のため地球人女性と手当たり次第セックスし、あっという間に子供を産ませ、子供時代を過ごした牧場の小屋に隠しています。セックスが終わった途端、女性のお腹がぐんぐん膨らみ、皮膚を突き破って赤いぬるぬる頭の子供エイリアンが飛び出す。お腹を突き破られた女性は死んでしまいます▼女が殺されてばかり。グロテスクで趣味悪いわ。事件の捜査のため、軍部はイヴの予知能力を使う。イヴはパトリックというオス・エイリアンが地球にいることを知る。たちまち発情し男を求め、テレパシーでパトリック(オス・エイリアン)と呼応する。ローラは軍部の勝手なイヴの使い方が気に入らない。クローンとはいえ、胚から手塩にかけて育てたのだ。強力な放射能を浴びせ、まだ眠っているイヴの予知能力を覚醒させることに戸惑うが、イヴのほうが、人間の思惑にお構いなくどんどん覚醒しちゃう。最強のエイリアンのカップルが巡り会い、七転八倒、ダイナミックな交尾をする。3人の宇宙飛行士のうち、デニスだけが感染を免れていた。遺伝子に疾患があって、エイリアンは本能的に彼をパスしていたのだ。前作の殺し屋のプレスは警備会社の社長になっていたが、再びエイリアン討伐チームに加わる▼デニスの血液を使って作ったスプレーでオス・エイリアンをやつける。ローラとイヴの間には友情のようなものが芽生えていて、ローラを殺そうとしたオス・エイリアンをイヴがじゃまする。怒ったオスはイヴを殺す。ローラは怒りに燃え、手当たり次第ガンガン撃ちまくりオス・エイリアンを殺しちゃうのです。イヴの死体は救急車に収容された。そこにはオス・エイリアンの小屋にいた男の子が隅っこに座っていた。なぜかわからないが猫もいる。おおっと、「」のラストで凶暴になった感染ネズミはどこへいった。本作には出てこないけど、どこかで謎の被害を及ぼし、犯人は多分ネズミだということで、ここに猫が乗っているの? まさかね。車の中でイヴのお腹が膨れ上がり、例によって赤黒アタマのエイリアンが飛び出したところでエンド▼つまらない理由。半分以上イヴは実験室の中にいるだけ。出てきたと思ったら美しくもなければ美々しくもない、気色の悪いエイリアンの姿態になる。何のためのナターシャなのだ。前作では天才的な知能を示したエイリアンが、今回「繁殖、発情、セックス、分娩」だけに終始するのは芸がなさすぎる。第三作も作られたが、ナターシャは最初の数分で早々に退場だって。誰が見るかい。