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2018年7月20日

元気の源は子どもたちの笑顔|一般社団法人シュタイナー教育実践幼稚園 「こども園まきば」

園長 竹中 輝代さん

元気の源は子どもたちの笑顔|一般社団法人シュタイナー教育実践幼稚園 「こども園まきば」
「子どものファンタジーを育むために、おもちゃは素朴なものを」手作りの人形を手にする竹中さん

 

一人ひとりの感性を生かし、心に寄り添う教育を―。竹中輝代さん(69歳=伊賀市阿保)は、名張市緑が丘にある一般社団法人シュタイナー教育実践幼稚園「こども園まきば」の園長として、日々温かいまなざしを注いでいます。

子どもの個性を重視した理想の保育をめざして

子どもたちから「輝代先生」と慕われ、約半世紀にわたり保育の現場で活躍してきた竹中さん。

 

元気の秘訣を伺うと「子どもたちからもらうエネルギーが一番大きいですね。子どもの純粋な振る舞いや言葉に、お腹の底から笑い、心から喜びを感じます。朝、調子が悪いと思っていても、園に来ると元気になるんです」

 

今から約25年前、公立の保育所で働いていた竹中さんに転機が訪れたのは「日本のシュタイナー幼稚園」(高橋弘子著)という本を読んだことでした。子どもの発達段階と個性を重視した教育に感銘を受け、「自分もこういう園を作りたい」と一念発起。理想の保育を目指し、2002(平成14)年、53歳の時に夫・亨さんとともに私財を投じて、この園を設立したというバイタリティーの持ち主です。

規則正しい生活が健康の秘訣

園を立ち上げ16年。今まで風邪で休んだのは1日だけという竹中さんは、「園での生活が体を整えるのに役立っています」。例えば、大切にしているものの一つがリズム。「雨の日でも合羽を着て散歩するなど1日、1週間、1年を通して同じリズムで過ごすことは、子ども達が安心でき、社会や人に対する信頼を育む力になります」と話します。

 

また、給食は有機玄米を主食とし、旬の無農薬野菜を使っています。「シンプルなメニューは、季節に応じた野菜の微妙な味の変化を感じることができますね。天然酵母パン作りでは、園児と一緒に楽しみながら作っています」とニッコリ。さらに、10年以上続けているヨガとすきま時間を利用してのながらストレッチも日課とのこと。規則正しい生活と食、運動が竹中さんの薬いらずの体を作っているようです。

 

竹中さんは「幼児は大人の振る舞いだけでなく、内面までも模倣しています。これからも元気に、子どもたちの良き手本であり続けたいですね」と力強く話してくれました。