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2021年12月11日
年賀状、メールやSNSはマナー違反? 失礼に当たらない書き方・送り方、メール文例
年賀状(はがき)か、年賀メールか
関係性、距離感で使い分けを

年始のご挨拶として、年賀はがきを送ることが一般的でしたが、近年は電子メール・SNS(LINE、Twitter、Facebookなど)・グリーティングメールなどの電子媒体で送る人も増えてきました。でも、「メールであいさつなんて、失礼にあたらない?」「マナー違反じゃないの?」と不安な方も多いのではないでしょうか。
まず、年賀状の本来の役割を考えてみましょう。年賀状とは、旧年の感謝を伝え、相手の一年の多幸を祈るために送る、年始の挨拶です。つまり、必ずしも「はがき」という形でなければいけない、ということはありません。ただし、まだまだ「年賀状(はがき)」が一般的であるため、相手との距離感や関係性によっては、「失礼だ」と受け取られる可能性もあります。「適当に済まされた」「形式的に送られただけ」というマイナスの印象を与えてしまう危険もあります。
年賀状を出す方がいい相手
毎年きちんと年賀状のやり取りをしている相手
会社の上司や仕事関係の同僚、お世話になった方、恩師など
年賀状をはがきでもらった返事には、メールで返すのは避け、きちんとはがきで返しましょう。
メールやSNSで済ませてもいい相手
親しい友人
普段からSNSでやり取りしている相手
ネット上で出会った人(本名や住所を知らない相手)
相手側が年賀状のやり取りを望んでいない場合
今年から年賀メールにしたい場合は事前連絡を
また、これまでは年賀はがきでのやり取りをしていたけれど、今年からは年賀メールに切り替えたい場合、できれば事前に今年から年賀メールを送る旨を伝える方が親切です。
なぜなら、相手がきちんと年賀状で挨拶をし合いたいと望んでいるかもしれませんし、「もっと早く言ってくれたら、私もメールにしたのに。もう年賀状、用意しちゃったじゃない!」と不快感を抱かせるかもしれません。
「年賀状をやめたい」と言われた場合には年賀メールの提案を
もし、「今年から年賀状を送るのをやめたい」と言われた場合、その方との関係を続けたければ、年賀メールでの挨拶を提案してみるのもいいのではないでしょうか。
年賀メールを送る時の注意点

「年賀メール」は気軽に送れますが、それでも注意すべきことはあります。年始の挨拶は気持ちよく届けたいもの。気を付けて失礼にあたらないようにしましょう。
タイミングに考慮しましょう
新年に切り替わったタイミングは、回線が混雑してすぐにメールが届かなかったり、送信エラーになる可能性もあります。1月1日になったすぐに送るつもりで、まだ12月31日だった、とならないようにも注意が必要です。
文字化けには注意
機種や環境の違いによっては、記号や絵文字が文字化けして読めないこともあります。
一斉送信は避けましょう
一斉送信を使うと、「面倒だからまとめて送った」「事務的に扱われた」と思われてしまいます。「BCC」を使う方法もありますが、できれば相手を認識して、相手を思って、その方へのメッセージを送りたいものですね。
迷惑メール扱いになる危険も
日頃からメールを交わしていない相手へ送る場合、迷惑メールに分類されてしまう危険もあります。また、何通も届いて埋もれて気付いてもらえない可能性もあります。
【手紙の書き方番外編】年賀メールの挨拶 例文
年賀メールの基本的な流れは、年賀状と大きな違いはありません。賀詞や新年のお祝いの挨拶、昨年、お世話になったことへの感謝、今年もよろしくのお願い、そして、個別のメッセージを添えましょう。
友達への年賀メールの例文です
あけましておめでとう!
昨年はオンライン飲み会に誘ってくれてありがとう。
久しぶりに色々話せて楽しかったです。
早く一緒に旅行できるといいな。
今年も引き続きよろしくね。
2022年が〇〇ちゃんにとって幸せな年となりますように!
そもそも、年賀メールは親しい間柄へ送る場合が多いので、その流れを参考に、相手との関係性や距離感に合わせて自由にメッセージを送ってみましょう。
年賀状や年賀メールを上手に使い分けて、せっかく結ばれたご縁を大切にしてください。
年賀状の書き方、メッセージの例文はこちらから!
コロナ禍用の挨拶例文はこちら!
年賀メールにも応用できますので、ぜひご参考になさってくださいね。
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2022年6月28日
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