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教育

2011年10月4日

君も、なにわホネホネ団に入らないか!?(3)

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なにわホネホネ団

みんなで楽しく動物標本作り。研究にも役立つ活動

 大阪市立自然史博物館で動物の標本作りなどを行っている「なにわホネホネ団」。その団員になるためにはどうしたらよいのか。団長の西澤真樹子さんによると「まず、活動を見学して頂きます」。
 動物が好きで、体のつくりなどを観察したいと思っても、臭いや見た目でダメな人もいる。見学した上で入団するか団長・副団長と相談し、活動理念に適した人と判断されれば入団試験として「団員指導の下、タヌキなど中型哺乳類の皮をひとりで剥いでもらいます」。要求されるのは技術ではなく「作業の丁寧さと、もくもくと作業できる集中力、指示をきちんと聞けるかですね」。勝手に手を進めてしまう人もいる。それでは標本が傷ついてしまうなどの事態になりかねない。
 「わたしたちは動物や骨が好き。楽しんでやってます。でも、この活動で作った標本は(同)博物館に収めて研究に役立てたり(同館の)見学者に見て頂く資料ですから」。標本を作ることは、その動物の研究にも役立つ。それは現在だけの話ではなく「百年前の研究者が残した標本が今の研究に活かされることもあります。今の標本が百年後の研究に役立つこともありえるわけです」。また、地域の生態や、動物たちの感染症の調査などに欠かせない資料だ。
 「今、標本を作る技師は少なく、動物園や博物館でも標本作りまで手が回らないのが実情です。そこで、わたしたちが『みんなでやればできる』と実証して、全国で標本を作っている方たちと連携していきたいですね」。催し物を開くなど、標本の重要性や作る楽しさを発信し続けている同団。最期に、読者の方へのメッセージを聞いてみた。「動物の死体や骨は貴重な資料です。見かけた際は、ぜひご一報ください」(了)。

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君も、なにわホネホネ団に入らないか!?(2)

大好きな動物たちを標本に。団長・西澤真樹子さん
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