女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss
  • ブックマーク

トピックス

2015年12月5日

2015年ワースト謝罪ランキング、1位は「傾きマンション問題」に

Pocket
LINEで送る

2015年の不祥事を振り返る

広報・メディア対応の専門誌『広報会議』(株式会社宣伝会議発行)は11月、 2015年に発生した企業・団体の不祥事や謝罪に関し、東京都全域・政令指定都市の男女(20代以上)500人を対象に「2015年企業・団体の不祥事に関する調査」(調査方法:インターネットリサーチ/実施期間:2015年11月11~13日/協力:ネオマーケティング)を行いました。

 

2015年1月~10月に発生した企業・団体の不祥事12事例(*1)のうち、 印象を悪くした不祥事を上位3例まで選択してもらったところ、 このような結果となりました。

 

*1 編集部が危機管理の専門家の監修のもと選出。以下の12項目より選択。マクドナルド・チキンナゲット等への異物混入問題、 大塚家具「お家騒動」、 東芝不正会計問題、 東洋ゴム工業・免震ゴム偽装問題、 タカタ・エアバック異常破裂問題、 トヨタ女性CCO逮捕問題、 日本年金機構情報流出問題、 フォルクスワーゲン排ガス不正問題、 東京五輪エンブレム撤回問題、 旭化成建材・三井不動産など「傾きマンション」問題、 日本歯科医師連盟(日歯連)迂回献金事件、 読売巨人軍・野球賭博関与問題、 その他(自由筆記)

 

 

2015年最も印象に残った不祥事ランキングは?

「2015年最も印象に残った不祥事」のランキング上位10位とその理由は以下のようになりました。(括弧内は回答者500人中の選択者数の割合。理由は自由回答)

 

1位   旭化成建材・三井不動産「傾きマンション」問題(67.2%)

・人生で最も高価な買い物である住宅で、このような不祥事が起こったことは、 住民の方々の気持ちを察するとやりきれない。 また、企業の謝罪が遅すぎた(54歳・女性・神奈川県)

・大手の無責任さや下請けの弱さが浮き彫りになって、日本の悪い風習を見ているようで気分が悪い(36歳・男性・愛知県)

・一流企業が不正をしていた信用問題(32歳・女性・宮城県)

 

 

2位 マクドナルド、 異物混入問題(39.2%)

・前々からお店の方の態度や商品の出来上がりの雑さ、店内の不清潔さが気になっていたが混入事件があまりにも多く信用がなくなった。トップの方の、まるで被害者かのような発言にも不信感(29歳・女性・兵庫県)

・カサノバ社長がなかなか謝らなかったことで印象が更に悪くなった(45歳・女性・東京都)

・謝罪にあまり誠意を感じなかったから。 事件後、消費者が食の安全を心配する中、CMでヘルシーさを売り出し始めたため、何かがずれているように感じたから(25歳・女性・兵庫県)

・謝罪どころか、開き直っていたから(25歳・女性・東京都)

 

 

3位 東京五輪エンブレム問題(35.2%)

・ 前もって調査とかで防げなかったのかなと思った(25歳・女性・東京都)

・世界的なイベントであるオリンピックで、デザインを撤回せざるを得なくなったことは恥ずかしい。また、エンブレムデザイン選考の過程が非常に不明確で、いわゆる出来レース的な要素があったのが、道義的に許せない(54歳・女性・神奈川県)

・日本人の誠実なイメージを悪くした(68歳・男性・東京都)

 

 

4位 フォルクスワーゲン、排ガス不正問題(33.0%)

・世界一規律的な国の、世界最大の自動車メーカーのイカサマだったので、まさかという思いが強かった(36歳・男性・東京都)

・「あのフォルクスワーゲンが」という失望感が大きく、他の会社も不正はやっているのでは、という不信感を持ってしまった(60歳・男性・東京都)

・一ファンにとってはショックな問題(66歳・男性・京都府)

 

 

5位 東芝不正、会計問題(27.4%)

・管理職の人たちの態度に誠意がなかった(31歳・女性・東京都)

・東証一部上場企業にふさわしいコンプライアンス遵守の精神がまったくなかった。また当時の経営者達が自身の責任の取り方について消極的だった(46歳・男性・大阪府)

 

 

6位 日本年金機構、情報流出問題(23.0%)

・多大な個人情報を取り扱っているにも関わらず、危機管理体制がなっていないことに憤りを感じた(29歳・女性・東京都)

・個人情報への意識が、年金機構と世間でズレていると思った(21歳・女性・神奈川県)

 

 

7位 大塚家具、お家騒動(21.0%)

・近親者間の問題で、内輪で解決すべき。みっともない感が否めない(54歳・女性・岡山県)

・せっかくの高級ブランドを創業者一族が潰していくのはもったいない(36歳・男性・愛知県)

・親子の騒動をメディアで見せられても…(30歳・女性・東京都)

 

 

8位   読売巨人軍、野球賭博関与問題(19.4%)

・ 野球ファンが減少しつつある昨今なのに、ドラフトで入団した選手が野球賭博で反社会団体と繋がりをもち、その金銭が流れていたのかと思うと野球に対して汚いイメージが拭えない(60歳・女性・東京都)

 

9位 東洋ゴム工業、免震ゴム偽装問題(15.4%)

・人命にかかわるかもしれないのに偽装していたから(25歳・男性・神奈川県)

・免震装置は外国にも輸出できる日本独自の工法なのに、 信頼を汚したから(73歳・男性・神奈川県)

 

 

10位 タカタ、エアバッグ異常破裂問題(13.8%)

・代表者が逃げ回り、役員がそれを忠実に守ろうとしているかのようだった。グローバル企業のあり方、経営者のあり方が問われる。日本の信頼を大きく損ねた(64歳・男性・神奈川県)

・人命に関わる事なのに会社の対応が稚拙で誠意がない(70歳・男性・静岡県)

 

 

コンプライアンスに厳しい目。対応がイメージを左右。

誰に最も責任があると思うかという問いでは、「経営(団体)トップのコンプライアンス意識やリーダーシップの欠如」が37.0%と最も多く、 次いで「組織の風土、企業体質」(24.6%)、「従業員のコンプライアンス意識や能力の欠如」(12.4%)と続き、「問題を起こしてしまった当事者」(10.4%)を上回る結果になりました。

 

また、印象を悪くした要因については、 44.8%が「事実が発覚して以降の対応」と回答。「謝罪会見の発言内容」(42.6%)「謝罪会見での態度」(25.6%)となど会見への注目度の高さもうかがえました。

 

 

不祥事企業の商品購入については、「2度と購入したくない」(43.2%)が最多でしたが、「あまり購入したくないが、 いい商品なら検討する」(30.2%)、「特に気にしない」(14.6%)という、あくまで是々非々で判断するという人も一定数いるようです。

 

 

Pocket
LINEで送る