女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

トピックス

2011年10月20日

地域通貨をコミュニケーションツールに―和花―

Pocket
LINEで送る

和花(のどか)

会員同士が「のどか券」で協力しあおう

 地域のつながりが希薄になったといわれて久しいが、独自の地域通貨を作り地域コミュニティの復活を図ろうとしている市民活動団体がある。泉大津市を拠点としている「和花(のどか)」だ。
代表の中下肇子(たつこ)さんによると「地域通貨『のどか券』を作り、会員内で流通させています」。同券は1枚350円。1枚で30分、2枚で1時間、自分のやってほしいことを会員間で依頼し合える。「例えば、高齢者であれば料理や買い物の代行、庭の草むしりなど、現役世代でしたら子どもの一時預かりやクリーニングの引取りなどに券を使って(他の会員に)依頼してもらえます。以前なら隣近所にお願いできたことでも、今では交流が少なく、頼みづらいのが現実。券を使えば頼みやすくなり、近所のふれあいが生まれると考えています」。
 会員には依頼する『利用会員』と、依頼を引き受ける『支援会員』があるが「今日は支援会員でも、明日は利用会員になることもあります」。まさに助け合いだ。「券が溜まったものの頼みごとがない方は、券2枚と『おおつチケット』(泉大津共通商品券協同組合発行・500円相当)と引き換えできます」。地域の産業活性化にも一役買っている。
 会員に話を聞くと「私たちは街の便利屋。(会員になり)何でも依頼してほしい」「月に数回、市民会館で親睦会も開いてますから、気軽に参加してください」。
 現在、会員は13人。今年4月から活動を開始したばかりで「今は会員を増やし、将来的には泉大津市に限らず近隣の自治体にまたがり活動したいと考えています。市の施設にパンフレットも設置していますので、一度ご覧になってください」。同会の挑戦は始まったばかり。地域活性化の起爆剤となるか、動向に注目したい。

Pocket
LINEで送る