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2011年10月24日

合唱で、市の文化推進と青少年の健全を目指して

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泉佐野市少年少女合唱団

演奏会やボランティア活動で成長してほしい―泉佐野市少年少女合唱団―

 各地には子どもたちの合唱団が多数存在する。泉佐野市少年少女合唱団もそのひとつだ。同団の育成会名誉会長を務める渕脇亮造さんと副会長の横河文恵さんに話を聞いた。
 「設立した当時(1976年)、市や近隣の文化活動は活発とは思えませんでした。そこで、文化向上と青少年の健全な育成を目的に、市や教育委員会に協力を頂いて設立しました」(渕脇さん)。市内在住の小学3年~小学6年まで(卒団は中学3年まで)を対象に団員を募集、184名以上が集まった。
 それから35年。演奏会や市の催し物、ピンクリボンや防犯のキャンペーンイベントへの出演など、多くの場で歌ってきた。「練習は毎週土曜日。指導は講師にお願いしています」。団の卒団員などから成る『オー・グラテーション(OG会)』も講師のアシスタントとして後進の指導に当たっている。「なかには親子二代で団員になるケースもあります。自分の娘が子どもを連れてきたみたいに嬉しいですね」。
 ただ一方で、運営費の問題がある。「どこの合唱団もそうですが、うちも資金繰りは苦しいです」(横河さん)。同団の場合、市から講師料や練習会場費などを助成されているが、個人・法人からの寄付や助成金※が頼みの綱だ。また、団員の減少も顕著で「現在、団員は35名。最近は塾に通う子どもが多く、なかなか増えません」。募集の対象を小学1年生からに広げたが、『練習が厳しい』と途中で辞める子どもも少なくない。
 しかし、おふたりは前向きだ。「今後もボランティア活動など活発に行って、団員を増やそうと考えています。卒団※まで続けてほしいですが、途中で辞めたとしても合唱団での経験が良い思い出になってくれたら、と思っています」(横河さん)。「それぞれ個性を伸ばせたことが一番嬉しい。うちはみんなが主役、一人ひとりが主役です。今後も皆さんに愛される、親しまれる合唱団を目指して参ります」(渕脇さん)。
 挨拶などの礼儀も学べ、友人関係の構築もできる合唱団。他では学びきれないことが、ここにはある。


※ OG会への助成金含む
※ 現在、卒団は中学2年生

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