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2011年10月27日

播磨から絵本の魅力を伝えよう

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武田守さん
播磨の小さな絵本館 空とぶくじら 店主

県内でも珍しい絵本の専門店から広がる読書の輪

 緑豊かな兵庫県加東市の山間。住宅造成地の一角にたたずむ、童話の世界から飛び出したような小さなかわいいお家が絵本専門店「空とぶくじら」です。
 県内でも珍しい専門店の店主・武田守さんは、絵本と子どもが大好き。大学の生協で書籍売り場担当として約30年間勤めた後、2010年6月に念願の書店をオープンしました。

 店内は30坪に満たないスペースですが、書棚や壁面には国内外のロングセラーや新刊本がいっぱい。赤ちゃんが生まれて初めて出会う本から小学校高学年・中学生向けの書籍まで、「自分で選び、おすすめできる本だけ」(武田さん)が並んでいます。
 大型書店の進出で個人書店の経営は厳しさを増していますが、武田さんは「こんな時代だからこそ、本当に良い品揃えをすれば経営していけることを証明したい」と意気込みを語ります。

 その熱意が実り、お店には家族連れや保育士が何度も足を運び、取次店や児童文学の研究者と情報を交換する場にもなっています。
 子どもたちの読書離れや活字離れが指摘されていますが、「棚に並んだ本を見て知的好奇心を刺激されたり、興味の幅を広げる『本棚をみる力』のない子どもたちが増えている」と表情を曇らせる武田さん。売り場の隣には読み聞かせのスペースも開設され、「将来は読み聞かせの会や交流の場を設け、読書習慣の輪を広げてゆきたい」と夢を描いています。

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