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2011年11月9日

奈良の台所に野菜を届け続け120年

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堤 弘次さん
株式会社八百丑 代表取締役社長

沖縄特産・アロエベラエキス普及に賭ける

 「安全・安心はもちろん大切ですが、食べ物はまずは味。新鮮で美味しい食材を提供することに毎日奔走しています」
 逆上ること120年前。先祖の丑松さんが野市で食べ物を売ったことに端を発する食品販売会社「八百丑」の堤弘次社長は、血色の良い顔をほころばせる。奈良には美味しい野菜や果物がたくさんある。そんな野菜たちのことをもっと知ってもらおうと自ら野菜ソムリエの資格を持ち、県内だけでなく県外の催事に出展したりデパートやスーパーなどにインショップを展開している氏。激務がたたったのか30代に吐血した。胃潰瘍だった。「人間は自然の1部。だから薬でなく自然の恵みで克服したいと思ったのです」 知人に教えてもらったのが沖縄特産のアロエベラエキスだった。飲みだして2~3カ月した頃、そのパワーを身をもって体験することになる。生産者に会うため沖縄に飛んだ。「アロエの葉っぱをとったらすぐに抜く・撹拌する・絞る。わずか2時間で全て昔ながらの手作業でやるわけです。もちろん防腐剤や着色料は使わない。これならお客様に薦めても間違いないと思いました」。かくして平成16年にアロエベラエキスの販売を開始した。氏のような人や糖分制限のある人・便秘で悩む人・胃腸を丈夫にしたい人などの間に口コミで広がり、今では奈良だけでなく全国に愛用者がいるという。「このアロエベラを扱っているのは奈良ではうちだけ。価格も他社は1500円で販売している所がほとんどですが、うちは1300円。老舗の信用を壊すことはできませんので」。すっかり回復したという立派な体躯には力が漲っていた。

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