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トピックス

2011年11月4日

京都府城陽市は緑豊かな“自然の王国”

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井手邦彦さん
京都府城陽市 城陽環境パートナーシップ会議運営委員

300人超の市民が参加し地元の環境や動植物・エコロジーを考える

 京都府南部に位置する城陽市は、稀少な動植物が生息する “自然の王国”です。同市では、恵まれた環境を守るため2003年10月、市と市民・市民団体・企業が協働して環境づくりに取り組む「城陽環境パートナーシップ会議」(大野和宣会長、以下・PS会議)を設立しました。
 300人以上の市民が参加するPS会議には、市内在住の大学教授や動植物の専門家が監修にあたり、河川や里山での自然観察会をはじめ清掃活動・環境フォーラム・エコバスツアー・家庭家計簿の普及啓発など、さまざまな取り組みを進めています。

 2010年3月からは市民に市内の生き物の情報を募り、記録する「生き物住民登録」を開始し、約一年間で130件もの報告が寄せられました。それらの情報や自然観察会での記録を基に2011年3月には、『城陽生き物ハンドブック』(A6判・64頁)を発行しました。
 市内に生息するほ乳類・鳥類・魚類・昆虫など331種を紹介したハンドブックには、京都府の準絶滅危惧種に指定されている「ミナミイシガメ」や絶滅寸前種の「カワラバッタ」も紹介され、市内の生き物全般を網羅した発行物としては「全国的にも貴重なもの」(同市環境課)です。
 ハンドブックでほ乳類を担当したPS会議の井手邦彦・運営委員は、こうした生き物たちを「豊かな自然環境を測る指標」とし、「市民の方々が身近な動植物を知ることで環境について考え、守り受け継いでいくきっかけづくりになれば」と話しています。

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