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2011年11月26日
御所柿(ごしょがき)の出荷はじまる
JAならけん葛城支店
あまくて、ねっとり! 将軍様も好きだった柿、復活!
甘柿のルーツで御所(ごせ)市が発祥の地とされる「御所(ごしょ)柿」の出荷が24日から、JAならけん葛城支店集出荷場(御所市五百家)で始まりました。
大きさは150g程度と小ぶりですが、果肉は赤くて糖度が高く、なめらかな舌触りは「天然の羊羹」とも評されるほど。
江戸時代の「本朝食鑑」や「和漢三才図絵」に宮中や将軍家に献上されていた記述がありますが、着果が不安定なうえ小玉で収穫量が少ないため、明治後半には栽培されなくなりました。
5年ほど前から、高い糖度と粘りのある肉質のこの柿を復活させようと、JAならけん葛城支店柿部会員(部会長:吉村忠純さん 部会員数48名)が中心となり、高接ぎによって生産を増やしてきました。
今年は夏期の猛暑もありましたが、着果数は安定しており、着色も良好で、昨年を上回る(約100kg)の出荷が見込まれています。出荷は12月初旬まで。
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