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2011年12月8日

PTAの広報制作の指南書がベストセラーに!

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増田ゆきみさん
1961年生まれ 明石市在住

『PTA・自治会広報誌ラクラク作成ハンドブック』が強い味方

 アマゾンのランキング「生協」部門で『PTA・自治会広報誌ラクラク作成ハンドブック』がベストセラーを続けている。ある日突然、PTAの広報担当になってしまった!経験もなく不安でいっぱい―、と悩める母親たちの指南書となっているのだ。著者の増田ゆきみさんは5年前に長女が通う高校のPTAの広報委員長を務めて、その実態に驚いたという。

 本業は編集者。阪神淡路大震災を機に、自分たちの感覚で情報を伝えたいと避難先で手にしたフリーペーパーの編集部に入社、長年取材編集業務に携わってきた。地域活動やNPO、ボランティアにも積極的に取り組み、活動の場を広げようと独立したばかりだった。仕事柄、PTAでは多忙な広報担当は避けてきたが、総会を数週間後に控えて、誰もなり手がいないと頼み込まれ引き受けることに。

 まず、5月の段階で顔合わせをして、7月に広報の第一号を発行すると聞いてびっくり。「しかも代々かなり立派なものが作られているんです。手探りで取り組み始めて2カ月後にはこんなに大変なものを作らなくてはならず、メンバーは1年交代。これではみんな疲れちゃいますよね」参考にするために推薦図書を探したが、すぐに役に立つものは見当たらなかった。
 ともかく、広報担当のお母さんたちをまとめて、第一号を制作しなくてはならない。写真撮影、取材、記事作成、編集、校正、パソコンでのレイアウトと作業を進めながら、後の引き継ぎのことも考えてノートに要点を残していった。これで一連の流れが整理され、その後はスムーズに作業が出来るようになったという。
 同じように広報誌作りで困っている方々に広く役立てばと、この引き継ぎノートをWEBサイトで公開したところ、すぐに評判に。「全国から様々な意見や悩みなどが寄せられました。広報誌の作り方についての質問が多いかと思ったら、実際には人間関係の悩みが多数でした」
 考えてみれば、ジャンケンやくじびきで決まったような素人の寄り集まりだ。誌面の作り方以前に、編集チームのまとめ方や全体のスケジュール管理、スムーズな校正の進め方なども引き継ぎノートに加えていった。

 反響が広がる中、2009年12月に『PTA・自治会広報誌ラクラク作成ハンドブック』を出版。本の企画書が出版社の奥さんの目に留まり後押ししてくれたのだ。その奥さんもPTA役員で苦労した経験があったという。本が発行されると電話が鳴りっぱなしになるほどの大反響で、兵庫県下の自治体や、大阪市の教育委員会など講演の依頼が増えた。
「広報誌作りは大変ですが、終わってみれば楽しい作業ですよ。活動を通じ、作成する人も輝き、紙面も輝く。その結果、学校も子どもたちも、まちもイキイキと光輝く。広報誌というのはそういう力を持った媒体です」広報誌を通じた人材育成にも取り組んでいる。
 「折角だから楽しんでもらいたい」と実体験も交えながら話す明るい雰囲気の講演会も、わかりやすくて楽しいと満足度が高い。要望があればどこへでも、フットワークも軽い。

・NPO法人明石インターネットパワーズ 理事
・明石市立高齢者大学校あかねが丘学園 講師
・関西ライター名鑑 正会員
・明石商工会議所 会員
・明石商工会議所青年部顧問
・世界天文年2009公認イベント 星☆カフェ 事務局長

著書
・『PTA・自治会広報誌 ラクラク作成ハンドブック』(遊タイム出版)
・『ワンダフル明石』(神戸新聞総合出版センター・共著)
・『震災復興と地域情報化』(株式会社ニューメディア・共著) ほか

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