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2011年12月12日

大泉緑地で「百年の森につどう環境芸術」開催中

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大泉緑地 堺市北区金岡町
平成24年1月27日まで

 ゆたかな森を舞台に、音楽・写真・絵画・彫刻・風景などの芸術を楽しみませんか。堺市北区金岡町の大泉緑地では、大阪芸術大学の作家・学生から地元の幼稚園児の作品まで、さまざまな切り口から樹木の魅力に迫る「百年の森につどう環境芸術」展が開催されています。同大学環境デザイン学科長・若生謙二教授に会場を案内してもらいました。

公園内に足を踏み入れると、まず心地の良い音楽に身を包まれます。会場に流れている曲は、ヴィヴァルディの「四季―秋・冬」文部省唱歌「野菊」、「里の秋」など。大阪チェンバーオーケストラによる演奏で、音楽を聞いて踊りだす人もいたというほど、上々の評判です。
 「樹のみち」として親しまれている、森の中の散策路では同大学付属幼稚園園児と大泉小学校の児童が描いた239点の樹木の絵が展示され、目を楽しませてくれます。路の途中には、樹木の魅力を表現した写真学科教員と学生の作品、環境デザイン学科生の作品も展示されています。樹の根元に寝転がり樹を見上げて樹木を五感で感じようという提案型の作品や顔のある樹など、若い作家の感性が溢れています。
 屋外展示のため、当初はいたずらも心配されていましたが、力をもつ芸術作品を前にそのような無法者はいないそうです。中央に置かれた卒業生による巨大な木の彫刻の周りを、子どもたちが駆けまわっている様子が印象的でした。

 「百年の森」づくりに取り組む大泉緑地から、緑陰都市へ

 大阪府営の大泉緑地は開設から約40年、都市のなかで自然を満喫できる貴重なスポットとして年間250万人もの来園がある人気の緑地公園です。しかし、同管理事務所の浅野正行所長は現状に満足していません。「市民と一緒に『森を知る・創る・使う』をテーマにして、次世代にも愛される森づくりを常に目指しています。講習会や木登りなどの定期イベントに加え、何か新しく芸術で表現できないかと思い、今回、大阪芸大環境デザイン学科に相談したのです」。
 若生教授は「今回の作品展は、森と樹木の魅力をさまざまな領域の作品で表現する環境芸術です。芸術には発信力があります。樹木を表現する作品で大泉緑地を彩り、ゆたかな森と樹木の魅力にせまろうというとりくみです。大泉緑地から木陰のあふれるまち、緑陰都市へ。こうしたとりくみが広がることで、人々の関心がたかまり、ゆたかな緑陰都市が実現してゆくことを願いたい。」と大きな視点で発信している。
森の中で音楽、写真、絵画、彫刻、風景などによる芸術作品をゆっくりと楽しむことができる環境芸術のつどいに、ぜひ足をお運びください。会期は来年1月27日まで。

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