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トピックス

2011年12月9日

かつての宿場町を災害に強いエコロジーな街に

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宮本和宏さん
滋賀県守山市市長

震災後の緊急経済対策としてリフォーム工事促進助成金を交付

 かつて中山道の宿場町として栄え、近年は「ゲンジボタルの舞う田園都市」として発展を遂げる滋賀県守山市。2010年版の「都市データパック」で「住みよさランキング 近畿1位」に輝いた同市では、東日本大震災後の緊急経済対策として、耐震改修や家屋の断熱改修といったエコリフォームに最大75万円の助成金を交付する「『耐震改修』『住宅エコ』リフォーム工事促進助成金」制度(平成23年度)を実施しています。
 市内には築30年以上経過し、耐震改修が必要な木造家屋が約7800棟あり、これまでも耐震改修工事を行う建物所有者に費用の一部を補助していました。今回の制度では市が規定するすべての要件を満たす耐震改修を行った所有者に対し、従来の補助金に加え、一戸あたり最大30万円が助成されます。

 今回の制度で注目されるのは、必要な要件に「市内の施工業者(市内に本社のある法人または市内の個人施工業者)を利用して工事を行うこと」が含まれている点。長引く不況の影響から同市でも建設業界の景気低迷が深刻化しており、制度の実施を機に耐震改修の促進とともに地域経済の振興を図ることを目的としています。
 市商工観光課によれば実施後、市民から90件( 10月現在)の相談が寄せられ、うち31件の申請がありました。
制度の導入を提唱し、けん引役でもある宮本和宏市長は「大震災後、市民の間にも防災に関する危機感が一層強まった」として、「安全な市民生活を守るためにも制度の周知と促進を今後も積極的に進めていきたい」と話しています。
 また、同市では民間の住宅だけでなく、あらゆる公共施設への太陽光発電パネルの設置など、エコロジーとエネルギー問題に力を入れており、宮本市長は「『自給自足』や『地産地消』を基本理念にすえ、市民とともに豊かで安心して暮らせる街づくりに取り組みたい」としています。

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