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トピックス

2011年12月16日

使える部品を使って新品同様―交野市・リユース自転車―

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交野市環境事業所・自転車

東日本大震災の被災者へ190台寄贈

 近年、自転車通勤をする人が増えている。エコな移動手段として見直され、東日本大震災以降は災害時でも確実に移動できる足として人気が高まったためだ。
 放置自転車などを市民に提供するなどリユース自転車の普及に努めている自治体も多い。なかでも交野市の環境事業所ではユニークな活動を行っている。同所の所長・谷辻和彦さんに話を聞いた。


 「交野市では1日10台程度、不要になった自転車(写真)が一般の家庭から(同所)に持ち込まれます。これら自転車の使える部品だけ使い、組み立てなおし、市の公用として(同市の)出先機関などに設置しています」。
 ゴム製品であるタイヤ部分など、廃棄自転車の処分は意外と難しい。以前は同所でも頭を悩ませていたが「器用な職員がおりまして、今では市の公用車として60台のリユース自転車を送り出しています」。
 それだけではない。交野市で行われた『環境フェスティバル』や、同所で行った『フリーマーケット』では展示・抽選を行い、毎年、多くの市民にリユース自転車を提供してきた。


 「東日本大震災の被災地にも190台、寄贈致しました。震災直後、市長から『市で協力できることは、すぐに検討しなさい!』と言われ、私も気仙沼に行きました」。一般道を片道12時間かけ、現地に運んだ。「職員による自転車修理のサービスも行い、多くの方々からお礼の言葉を頂きました」。
 公用車が自動車から自転車に切り替えられ、環境にも優しい同所の活動。「今、新たに数台、公用自転車の依頼がきています」。これからも、同所の職員たちが組み立て直したリユース自転車が、交野市内を走り回る。


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