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教育

2011年12月17日

迎春 食育でかきもちづくり

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奈良市立東登美ヶ丘小学校

さまざまな取り組みを通じて子どもたちに食への正しい知識と理解を育む

 子どもたちの健全な心身の発育に欠かすことのできない「食育」。奈良市立東登美ヶ丘小学校(児童647名、川本敦子校長)では、栄養教諭の吉田廣子先生を中心に学校の特色ある取り組みのひとつとして児童の食事調査や栄養指導、校内での野菜の栽培・調理実習など、各学年がさまざまな食に関する学習を行っています。(※下記参照)
 児童の生活習慣について家庭とともに考える「生き生き生活調べ」は、毎学期1週間、全児童に朝ご飯の有無・就寝時間・家庭でよく食べる食品群などについて調査をしました。この結果、朝食欠食については全校の1%と改善され、就寝時間については課題があることが分かりました。子どもたちと保護者からは「生き生き生活調べ」をすることで、「基本的な生活習慣について再認識することができる」との多くの声がありました。さらに家庭の食事では小魚類が不足しがちだったことから、同校では小魚を使ったレシピを「給食だより」で配布し、家庭で食事のヒントになればと呼びかけました。

 また、3年前から毎年年末には4年生が地域の伝統的な冬の保存食である「かきもち」づくりに取り組んでいます。今年は社会科の授業で「昔のくらし」について学んだ3年生も参加し、児童自ら餅をつくことから始めました。
 ゲストティーチャーから薄く切った餅をワラで5枚ひと組に編み込む作業を教わった子どもたちは、馴れない手つきで四苦八苦。それでも田中達樹くん(3年生)は「最初は難しかったけれど、最後はうまく編めた」とにっこり。「ワラを巻いていくところが大変だった」という中川翔太くん(同)も「かきもちができたら、いっぱい食べたい」と笑顔で話していました。
 吉田先生によれば、編み込んだ餅は約3週間乾燥し、年明けに七輪で焼いて食べる予定で、毎年、素朴な味わいに新鮮な感動を覚える子どもたちもたくさんいます。吉田先生は「食育を通じたさまざまな取り組みで、子どもたちの健康をこれからも見守っていきたい」と話しています。

※主な各学年の取り組み

◎1年生/たべもののなかまわけ・給食について◎2年生/さつまいもパーティー・野菜の栽培◎3年生/スペシャルラーメン屋になろう・校内で秋を見つけよう◎4年生/スナック菓子の油を調べよう・バターづくり◎5年生/お米のひみつ(米の構造を知ろう)◎6年生/オリジナル定食づくり・お世話になった方へカップケーキづくり◎特別支援学級/赤飯◎保護者/親子料理教室・給食試食会(一年生)

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