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2011年12月20日

年末大掃除。ゴミ出しには十分注意を ―パッカー車火災―

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交野市環境事業所・パッカー車

使い捨てライター、ガスボンベ、電化製品の電池抜き忘れが火災の原因

 全国でパッカー車(ゴミ収集車)の火災事故が後を絶たない。交野市でも、今年だけで2回、火災事故が発生している。交野市の環境事業所所長・谷辻和彦さんによると「1回目は7月27日、不燃粗大ごみ収集の際に発生しました。2回目は9月7日、可燃粗大ごみの収集時です」。その原因は何だったのか。
 「消防署が検証した結果、1回目は使い捨てライターがビニル袋に20~30個、まとまって入っており、それが原因の可能性が高いとのことでした」。2回目は可燃物だったため燃え方が激しく原因は特定されなかったが、パッカー車には問題がなく、ゴミのなかに使い捨てライターなど発火原因になる異物が混入していた疑いが強い。
 「パッカー車火災の原因として最も多いのが使い捨てライター。喫煙される方はもちろん、喫煙されない方のご家庭でも(景品などで)手元にお持ちのこともあると思いますが、不要になったり、使えなくなって処分される際には市内6か所に設置してあります『使い捨てライター回収ボックス(写真)』に入れて頂ければと思います」。設置場所が遠いなど回収ボックスに捨てられない場合は、完全にガス抜きをして普通ごみに混ぜて出せばいいそうだ※。
 「また、これからお鍋の季節ですが、使い終わったガスボンベを捨てられる方が多くいらっしゃいます。廃棄される際には、しっかりと中身を使い切り、完全に空になってから(指定された分別方法で)廃棄して頂ければと思います」。ヘアスプレーなどのスプレー缶も同様だ。「自治体によって違いますが、交野市では(缶に)穴を開けずに捨てて頂いています。以前は穴あけ用の器具も配布していましたが、火災の原因にもなりかねませんので、中身を出し切って捨てて頂きたいです※」。

 この他、灯油ストーブなどの電池を使う電化製品を捨てる際、電池を抜き忘れたために火災になるケースもある。「灯油ストーブであれば、灯油は必ず抜かれると思いますが、電池はついうっかり抜き忘れてしまうこともあります。電池が入っていると、何かの衝撃でスイッチが押されて火花が散り、それで火災が発生してしまう危険性もあります」。電池も適正な分別をした上で処分する必要がある。
 「回収時、袋越しに見える位置に(ライターなどが)あれば、注意を促すシールを貼るなどの対応ができますが、中までは(清掃員が)確認できません。どうぞ、適切な分別をお願いいたします」。
 パッカー車は特殊車両。1台で700~800万円もする。そのパッカー車は市の財産であり、私たち市民の税金で購入されている。たったひとつの使い捨てライターやガスボンベ、電池の抜き忘れで、私たちの財産を無駄にしてはもったいない。
 そして何より、清掃員の命が危険にさらされる。
 これから年末、大掃除する家庭も多い。ゴミを出す際には、十分にご注意を。

 ガス抜きの方法は社団法人 日本喫煙具協会のホームページ参照。なお、ガスライターやガスボンベなどは、自治体によって分別や廃棄の仕方は異なります。お住まいの自治体の指示に従ってください

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