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2012年1月1日

高査定だけじゃない。宝石をこよなく愛する宝石買取人

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西村謙一さん
株式会社JRC 代表取締役

 「買取専門店」が次々できる中、創業以来ずっと“宝石”に特化した買い取りに尽力してきたJRC代表取締役・西村謙一さん。

 「元々は宝石の販売をしていたんです。お客様から『買い取ってほしい』とのお声もあったのですが、当時は販売のみだったのでそれが叶わず、別の質屋やリサイクルショップへ持って行かれました。でも後でお話を聞くと、査定額がすごく安いんです。付いているダイヤモンドが1カラットでも0.3カラットでも同じ。枠だけしか見ないんですから。皆さんがどれほど苦労して、決心して手に入れられたか、販売の現場にいてその心境がわかるだけに、宝石の価値を評価してもらえず手放さなければいけない様子が心苦しくて…。だから最後までちゃんと評価できるよう、買い取りへ転身したんです」

 買取専門店で石まで扱うのはごく少数。紆余曲折はあったものの、今までの経験から販売ルートも豊富で宝石を見る目もある。それゆえ今では大切な宝石をちゃんと評価してもらいたい客が後を絶たない。
 「宝石はお守りのようでもあり、つけていると気持ちが豊かになります。思い出もありますしね。そんな大切な宝石を一瞬で手放すのは悲しすぎます。だから、ただ金額を提示するだけではなく、細かく説明をしているんです。加工し直せばもっと使えるとアドバイスすることも…。きちんと査定できる目と知識を持つ宝石専門の人材がなかなかいないので店舗も増やさないし、どこでも買ってくれるような商品群まで取り扱いを広げるよりも他では売れない宝石まで買ってあげたい。商売っ気がなさすぎますかね(笑)」

2012年も宝石に対して誠実に…

 宝石にとって、お客にとって一番いいことを追求する姿勢を崩さない。そんな西村さんに今年の抱負を伺った。

 「もっと宝石の専門知識を磨きたいし、販売網を拡大してより高く買えるよう努力もしていきたい。この思いは創業以来ずっと同じ。だから、“現状維持”ってことですかね。2012年も宝石と真摯に向き合うのみです」

 販売の現場で宝石との出会いを見てきたからこそ、別れも気持ち良くと願う西村さん。宝石に対する愛情に、“宝石専門”を貫く理由が見えた。今年も宝石への愛情は止まることを知らない。

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