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スポーツ

2011年12月28日

心・技・体を磨く。小学3年生の空手世界チャンピオン

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河内長野市・中田周仁さん

 2年に一度開かれる空手の世界大会「船越義珍杯世界空手道選手権大会《社団法人日本空手協会主催》」。今年8月、12回目となる同大会がタイで開催され、河内長野市の中田周仁さん(松和館所属)が男子組手9歳の部に出場、世界48カ国から参加した競合たちを抑え、見事優勝を果たした。
 元々、空手を始めたのは母親の勧め。「家の近くで(稽古を)してましたし、礼儀を覚えさせようと思ったんです」。そんな母親の勧めに「じゃあやってみようかな、と思って」(周仁さん)と5歳の時から松下順師範の元で稽古を重ねてきた。

 松下師範は「素質もありましたが、心の強さと練習量ですね」。昨年、関西大会(8歳の部)で優勝。世界大会へ向けての国内予選へ駒を進めた。「国内予選では全国8ブロックから4人ずつ、計32人が参加します。ここから4人が世界大会に出場します」。東京に遠征し、全国の精鋭たちと戦った。「日本のレベルは世界最高峰。勝ち抜くのが大変です」。その難関を見事突破。「ポテンシャルの高い子ですが、初戦だけは気をつけるよう伝え、『負けても胸張って帰ってこい』と言いました」。しかし、世界大会でも決勝でタイの選手を破り優勝。「(タイは)開催国でしたから、ものすごいアウェーだったと思います」。
 そういった中でも、心強い応援がいた。家族・親戚などが応援団として現地入りしていたのだ。「ちょっと恥ずかしかった」と周二さんははにかむが、心の支えになったようだ。
 「タイ(大会)に行けただけでもうれしくてびっくりしたのに(優勝したので)もっとうれしくてびっくりしました」と周二さん自身、嬉しさと驚きを隠せないが、2年後に行われる東京大会へ向けて「もっと強くなります! あと、大人になっても世界で優勝したいです」。
 空手家として、人として輝くために、これからも稽古に精進し続ける。

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