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コラム

2011年8月1日

インプラントからエステまで

翔デンタルクリニック院長・歯学博士
河原 康二さん 41歳

「女性をキレイに変身させたい」強い思いの源流

ひと言で言えば硬派である。熱血漢である。日本男児である。サムライである。日本に導入されてまだ歴史の浅いホワイトニングやインプラント(人工歯根)に歯科医療の未来があると思えば、挑戦する。
「子どもの頃に抗生物質を多く服用していたので歯が黒く変色していたんですね。それを憧れの女子から『河原、あんたの歯、黒いね』と指摘されまして。ショックでした」以来、口を開けないで喋る練習をするほど悩んだ。なんとか治す方法はないか。結果、歯科医になろうと決心した。

「ただ、勉強をすればするほど、打ちのめされました」。審美歯科という考え方がまだ確立されていなかった時代。変色しているだけで健康上は問題ない歯を治療するという概念がなかった。歯科医になってからも勤務医として「削ったり埋めたり、普通の歯医者さんをしてましたよ」。なんで歯科医を目指したのか、忘れかけていた。

そんな時、転機が訪れる。「12年前、家族旅行でハワイに行ったとき『ブライトスマイル』(ホワイトニング)という看板を見かけて、受けてみたんです」。『500ドルで白くなる』という謳い文句ほどには白くならなかったが「衝撃でした。アメリカでは(ホワイトニングが)その頃には一般的。『自分のやりたかったことはこれだっ!』と思いました」。その後、雇われ院長を続けながら時期を待ち、4年前に開業した。

現在、先生のクリニックではホワイトニングとともにインプラントも積極的に行っている。10年ほど前までは反対派の歯科医も少なくなかったインプラント。「大学でも教えてくれませんでしたから。実はわたしも反対派だったんですよ」。その考えを一変させたのが、インプラントの第一人者・伊藤正夫氏との出会い。以後、伊藤氏から丁寧な指導を受け、現在では年間300本以上の施術を行っている。「以前、父の歯が割れたので、抜歯してインプラントを行ったところ、治療前と同様に固い物も噛めるって感動してくれたんです。医療人として、家族が患者になったときに選択する治療だけを行いたいですね」。

この他、クリニックにはエステサロン「翔ビューティラボ」も併設。歯科治療と平行し、医学に裏打ちされたエステを行うことで、内側からも外側からも美しくする。「両親が呉服屋を営んでいましたから、女性の『美しく変わりたい』という願望を叶えたい思いが強いんです」。

違和感なく噛めるようにすることに加え、患者がキレイになり、ここに来て良かった思われる治療をしたい。これからも、多くの患者から感謝される治療を提供し続けていきたいと、その思いは熱い。