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2012年1月26日

気楽に、無理せず、音楽の楽しさを伝えたい ―コモドフレンド―

コモドフレンド

主婦と仕事をかけ持ちながら、家族や仲間とともに10周年を迎える音楽グループ

 大和郡山市額田部地区に在住する音楽教室の先生3人(写真左からヴィオラ担当・植田千鶴さん、シンセサイザー担当・牧野敦子さん、ピアノ担当・松岡都紀さん)がメインとなって活動している音楽グループがある。その名も「コモドフレンド(Comodo Friend)」。
 結成は1993年。「きっかけは私の子と植田さんのお子さんが同じ幼稚園に通っていて、園長先生から『ふたりで何かやってくれませんか』と頼まれたことです」(牧野さん)。その後、今度は牧野さんと松岡さんが檀家となっている寺の住職から、七夕のイベントで演奏してくれないかと打診を受ける。「それなら、幼稚園で一緒に演奏した植田さんも交えて演奏しよう、ということになりました」。
 主要メンバーは3人だが、頼もしいサブメンバーもいる。牧野さんの夫はP.A(音響)担当でバイオリンやギターの演奏もこなし、松岡さんの夫はサックスを吹き、パーカッションも担当する。
 琴を演奏する仲間もいる。「基本的には3人で演奏していますが、その都度その都度で他のメンバーにもお願いしています」。
 結成して今年で10周年。大和郡山市のロビーコンサートや幼稚園、介護施設、障害児施設などで活動してきた。「年間4、5回、多いときには7、8回の演奏をしてきました。プロを呼ぶのは難しいけど、場を華やかにしたい、音楽を楽しみたいといった方からご依頼を頂いています」。
 3人とも主婦であり、自宅でピアノ教室を開いている。時間の都合がつかず、依頼を断らざるを得ない場合もあるが「コモドという言葉には『気楽な・急がないで』といった意味があります。主婦で他にもやることがある中での活動ですから、気楽に、あまり無理をしないでやっています。だからここまで活動を続けられたのかなと思います。ただ、これからはちょっとだけ無理をして、もう少しご依頼を受けられるようにしたいですね」。

地元での活動をもっと活発にしたい。将来的には自分たちでコンサートも

 結成前は、それぞれ自分自身がメインとなって演奏や指導をしてきた3人。当初は合わせて演奏することの難しさを痛感したという。「合わせる練習して自分たちのレベル向上にもつながりました。今では『このパートでは自分は抑えて、この人を引き立てた方がいいな』とわかるほど、3人の信頼感ができ、安心して演奏ができています」(牧野さん)
また、専門外の曲に苦戦もした。コモドフレンドでは、依頼主の意向や聴き手の年代を考慮して曲目を決め、必要に応じてアレンジも行う。例えば子どもたちが相手なら童謡などの定番曲に加えてアイドルグループの最新曲なども取り入れ、高齢者の施設ならば懐メロだけではなく人気演歌歌手の曲も演奏する。そのため、植田さんは「クラシックをずっとやってきましたから、歌謡曲やジャズなどの演奏をしていて、どうしてもクラシックの弾き方になっていました」。
 ただ、松岡さんは「いろんな曲を柔軟に取り入れます。流行に敏感になって、自分たちの勉強にもなっていますし、みんな(他ジャンルの)演奏に慣れましたね」。
 音楽の楽しさを多種多様な場面で伝えてきたコモドフレンド。「聴いてくださる方のための演奏を心掛けています。これからは、自分たちの住む大和郡山市内での演奏をもっと増やしながら、『前回の演奏が良かったから、また来てほしい』という方の依頼にも、できるだけお答えしたいです。あと、今までは依頼を受けて演奏してきましたが、自分たちの企画でもコンサートもやってみたいですね」。
 これからも、無理せず気楽に、自分たちのペースで、音楽の楽しさを伝えていく。