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2012年1月28日

人形劇の楽しさを、純粋な気持ちで受け取って ―やわた人形劇連絡会―

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やわた人形劇連絡会

現在、6つの劇団が所属。平成22年には八幡市文化賞を受賞

 八幡市の生涯学習センターで7年間行われていた「初級人形劇作り講座」。その講座の卒業生たちが立ち上げた人形劇団が集まり「やわた人形劇連絡会」を作ったのは19年前。同会の代表・北岡伸子さんによると「3年目の講習が終わった段階で3劇団目が立ち上がり、それを機に連絡会を発足しました」。劇団同士の連携を強化するといった狙いもあった。「毎年7月、八幡市立生涯学習センターで『やわた人形劇まつり』を開催して、所属している人形劇団がそれぞれ人形劇を披露しています。平成22年には八幡市文化賞を頂きました」。
 現在は6劇団が所属。発足して10年目の平成15年には、所属する劇団の団員全員で1つの人形劇を演じた。1時間以上にわたる超大作。それでも、子どもたちは飽くことなく人形劇を鑑賞していた。
 「私たちは楽しく、純粋な気持ちで人形たちを作り、演じています。(見ている)子どもたちにも純粋な気持ちで受け取ってもらえたら、嬉しいですね」。
 個々の劇団でも活動を行っている。それら所属する劇団の団員にも話を聞いてみた。「子どもたちは真っ直ぐ、一生懸命、人形劇を見てくれています。その気持ちを忘れずに、真っ直ぐ育ってほしいと思いますし、子どもたちの思いに応えなきゃ、とも思っています」「劇中に流れる歌で手拍子をしてくれたり、一体感を感じられることがあります。嬉しく思うのと同時に、劇団を立ち上げた頃にはなかった(子どもたちの反応を感じられる)余裕ができてきたのかなぁと思いますね」「劇が終わった後、人形を手にして子どもたちに挨拶をするのですが、みんな私ではなくて人形を見つめてるんですね。それだけ真剣に、人形劇にのめり込んでくれたんだなって嬉しくなりました」。なかには自身の子どもから「『(家事・育児をしながら人形劇もしている)母ちゃんは頑張ってる大人やな』って言われたんです。あぁ、見ててくれてたんだなぁって」。
 各劇団では、幼稚園や保育園、子ども会といった場所で人形劇を演じてきた。今後も子どもたちに人形劇を楽しんでほしいと考えている。「障害児施設や(子どもたちが入院している)病院でも、人形劇をやりたいです。少しでも、子どもたちに楽しみをプレゼントできたらいいですよね」(北岡さん)。

 来年は20年の節目の年。10年目と同様、6劇団の全メンバーで人形劇を行う予定だ。「その準備をすでに始めています。前回は脚本や演出をプロの方にお願いしましたが、今回はすべてを自分たちの手で行います」。八幡の昔話をオムニバス形式で数作品演じる予定。現在は、どの昔話を取り上げるか選考中だ。「昔話をやることで、八幡のことを楽しみながら知ってほしいと考えています。未就学児はもちろん、少し大きくなって人形劇を見なくなる小学生の子たちや、大人の方にも楽しんで頂けるような内容にしたいですね」。
 来年に向け、そして今年7月に行う「やわた人形劇まつり」に向け、劇団員たちの準備が進んでいる。

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