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トピックス

2012年2月3日

市民の視点・若者の発想から京都の観光情報を発信

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「COCON KARASUMA 観光案内所」 
桜井夏輝さん 輪形真由さん

観光について学ぶ学生サークルが市民感覚と感性・語学力を活かして観光客に対応

 京都市下京区の四条烏丸は、京都市内の南北を走る京都市営地下鉄烏丸線と東西を結ぶ京都市営バスが行き交う京都市の中心に位置し、市内のどの観光スポットに出掛けるにも便利な立地です。その一角にある商業施設「COCON KARASUMA」1階の「COCON KARASUMA 観光案内所」(愛称/ここから京都)は、京都観光について学ぶ学生サークル「関西観光学会」(桜井夏輝・代表)のボランティアが中心となり、市民や若者の視点からイベントやおすすめスポットなど、独自の情報を対話やツイッターを通じて発信しています。
 関西観光学会発足のきっかけは、桜井さんが4~8歳まで過ごしたシンガポールの思い出に遡ります。現地でさまざまな国籍の人たちと交流した桜井さんは、日本の伝統や文化についてたびたび聞かれ、幼な心にも母国のことを知る大切さを実感したといいます。
 帰国し、滋賀大学経済学部に入学した桜井さんは、2010年4月、京都市内在住や京都の大学に通う学生たちとともに関西観光学会を創設します。同年10月には代表に就任し、新たな情報発信の拠点となる観光案内所の開設を計画していたところ、「COCON KARASUMA」を運営するケイアイ興産(京都市下京区)の協力を得て、’11年7月、「ここから京都」がスタートしました。

 関西観光学会のメンバーで、「神戸の大学に通い出して京都に関心をもつ人が多いことを改めて知った」と話すのは、輪形真由さん(神戸外国語大学外国語学部)。大学の友人から京都に住んでいることを羨ましがられたり、休日に京都案内を頼まれることも多く、「自分の生まれ育った京都の魅力を一人でも多くの人に知ってほしい」と考えるようになりました。
 「ここから京都」を訪れる観光客の中には市販のガイドブックに載っていないディープな情報を求めたり、デートやスイーツ巡りなど、個々の好みやスタイルに合わせた観光プランの相談に訪れる人も多く、それだけにスタッフのやりがいや喜びもひとしお。サークル内で語学研修を行い、外国人観光客とのやりとりを想定してロールプレイングを行うなど、「実際に勉強してきたことが役に立った」(輪形さん)ケースも少なくありません。
 「ここから京都」の活動を通じ、「暮らしや人間の根っこの部分にあたる、地元の魅力について改めて気がついた」という二人。「将来は恩返しの意味も込めて、京都の学生が観光に携われる場を創造したい」(桜井さん)、「職業として、京都の観光振興にずっと関わっていきたい」(輪形さん)と、それぞれ大きな夢を抱いています。

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