女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

トピックス

2012年2月11日

主婦発「べっぴん奈良漬」T-1グランプリ全国準優勝

Pocket
LINEで送る

奈良市 五十嵐裕希さん

ママ友も「おいしい」と太鼓判!多くの人に応援されて商品化

 たまたま自分で作ったラー油に奈良漬を入れてみたところ、おいしかった。これは「もっと美味しく出来るのではないか」と、ベストな素材を求めて東奔西走、試行錯誤の後「和風らー油 べっぴん奈良漬」が完成した。次に製品化してくれる委託会社を探し回り、なんとか商品化されると販売してくれるお店を求めて飛び込み営業。
 一方、昨秋のT-1グランプリ(つけもの日本一)の西日本グランプリに出品したところ優勝、1月に開催された全国大会でも個人準優勝と最高の評価を得た。メディアにも取り上げられ、一躍奈良の新しいお土産として注目されるように。

 経験もツテもない一主婦の快進撃である。行動的でお料理好きな方かと思いきや、本人曰く性格はズボラ、お料理もできれば手抜きで済ませたい方だとか。でも「この『べっぴん奈良漬』に関しては俄然ヤル気がでて、もっと美味しく出来るのではないか、工夫できないか」と「まるで何かに導かれるように」商品開発に没頭したという。

 それは、生後1カ月で亡くした男の子かもしれない、と思う。しばらくは何もする気がおきず、鬱鬱とする日々が続いた。「でも、いつまでもこうしてられない。長女の幼稚園の送り迎えもあるし、頑張らないと」と思うようになった矢先、食卓にあった「ラー油に奈良漬を入れてみたら、おいしかったんです」。試作を重ね幼稚園のママ友に食べてもらうと評判が良く、みんなが応援してくれた。べっぴんのネーミングは娘の早希ちゃんのアイデア、かわいい鹿のイラストは友人の手によるもの。商品の良さを分かって置いてくれるお店も見つかった。「主婦だった私一人ではとても無理でした。沢山の人の応援や協力、支えあってここまで来れました」と感謝を口にする。

元バスガイドの経験からも、奈良の良さをアピールしたい!

 結婚する前はバスガイドとして働いていた。その頃、お客さんに奈良のおみやげで日持ちがして可愛くておいしいもの、と聞かれて返事に困ったことがある。そんな経験からも瓶詰めされた「べっぴん奈良漬」は奈良のお土産にぴったりだと思う。根底には奈良の良さをもっとアピールしたいという熱い想いがある。歴史的文化財の宝庫であり、おいしものもたくさんある奈良の地を、他府県の人にもっと知ってもらいたい!微力でも「べっぴん奈良漬」が地元活性の一端になればと考えている。まずは、地元の奈良の人に奈良漬に親しんでもらって、おいしいと発信して欲しいと願う。

 息子さんの名前は「ツバサくん」。彼が商品となって大きく羽ばたいていっている、裕希さんはそんな気がしている。

Pocket
LINEで送る