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2012年2月11日

奈良公園・飛火野にホルンの音響き、鹿寄せ始まる

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3月20日まで(10時から、月曜日は定休)

古都奈良の早春の風物詩、ごほうびはドングリ

 フレンチホルンの音色で鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」が1日から春日大社参道南側の飛火野で始まっています。鹿寄せは明治時代にラッパでシカを集めたのが始まりといわれ、古都奈良の早春の風物詩として有名です。

 ホルンを吹くのは「奈良の鹿愛護会」の職員。冒頭の挨拶で「現在、奈良公園で暮らすニホンジカは約1000頭。古来よりシカは『神鹿』として親しまれ、天然記念物にも指定されて人間と共存しながら生きてきました。しかし近年、人間が捨てたゴミによる食害や交通事故などで命を落とすシカが後を立たず、とても厳しい状況」と愛護会の活動に理解と協力を求めました。

 朝の澄んだ空気の中、ホルンの音が飛火野に響き渡ると、付近にいたシカが一斉に動きだします。森の奥の鹿苑からも列になって勢い良く駆け寄ってくるシカたちのお目当ては、ご褒美のドングリの実。
 記者も落ちているドングリを拾って目が合った子ジカに投げてやると、なんだか嬉しそうな顔。約15分ほどで用意されたドングリがなくなると鹿たちはそそくさと戻っていきました。

 神戸と大阪からこの鹿寄せを見に来たという女性の2人連れは、「天然記念物の奈良のシカと触れ合うことができる行事。ぜひ続けて欲しい」と群がる鹿をシャッターにおさめていました。
 飛火野の西側、道路の向かい側には片岡梅林が広がっており、これからは梅の香も楽しめます。



 鹿寄せは、3月20日まで10時から開催。月曜日は定休。募金に協力すると記念のシールがもらえます。

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