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2012年2月17日

ちょっとの工夫できれいな川に ―2月は生活排水対策推進月間です(1)―

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命の水をきれいに。住まいの排水処理方法の確認を

 私たちの命の源であり、炊事・洗濯・入浴と、生活するにも欠かせない水。その水の供給源である川や海の水をきれいにしようと、大阪府では平成18年度から毎年2月を「生活排水対策推進月間」と定め、府全域に呼びかけている。担当である大阪府環境農林水産部環境管理室の太田伸総括主査と久保りよ主事によると「2月は降水量が少なく、川の流れが悪くなり、微生物の活動も低下するため、川の水が汚れやすい時期。そういったこともあり、2月を生活排水対策推進月間に致しました」。
 川の汚濁は産業廃水が原因と思われがちだが、そうではない。「法律での規制により、産業排水は(川の汚濁)原因の12%。一方、生活排水の割合は81%です」。とくに、下水道や合併処理浄化槽に接続されていない家庭からは、生活雑排水(生活排水のうち、トイレ排水を除いたもの)がそのまま川や海に流されている。

 「汲み取り式便所や単独処理浄化槽の家庭でも、し尿は処理施設で適切に処理されていますから、川や海へ流されるときにはきれいに処理されています。問題は台所や浴室などから流される排水で、これらは処理されずに、そのまま海や川へ流れています」。
 平成13年以降に建てられた一戸建てやマンションなどの住宅では、下水道または合併処理浄化槽への接続が義務づけられているため、生活排水がそのまま海や川へ流れることはない。だが、それ以前に建てられた住宅では、未だに海や川へ生活雑排水が処理されずに排水されているものがある。
 「汲み取り式便所や単独処理浄化槽をお使いのご家庭は、下水道が整備されている地域では下水道への接続をお願い致します」。
 ただ、自宅の排水が下水道や合併処理浄化槽に接続されているのか、単独処理浄化槽につながっているのか、わかっていない人が意外と多い。世帯主や家主だけではなく、そこに住む住人全員が理解しておく必要があるようだ。
 「下水道や合併処理浄化槽に接続されていても、(処理されるからと)何でも流してしまえば処理施設に負担をかけます。負担がかかりすぎると(処理施設の)劣化を早めることになりかねませんから、気をつけては頂きたいです。
 ただ、汲み取り式便所や単独処理浄化槽のご家庭では、それ以上に生活雑排水をなるべくきれいにするよう、心がけて頂きたいですね」。
では、排水を少しでもきれいにするためには、どうすればよいのだろうか。



2月は生活排水対策推進月間です(2) に続く

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