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2012年2月17日

ちょっとの工夫できれいな川に ―2月は生活排水対策推進月間です(2)―

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生活排水対策推進月間
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川や海を汚す最大の原因は「生活排水」。家事や入浴時のちょっとした心がけが大切

 生活排水をきれいにするためには、どうしたら良いのだろうか。大阪府環境農林水産部環境管理室の太田伸総括主査と久保りよ主事によると「川や海を汚す最大の原因は生活排水、特に台所から未処理で流される排水です。料理で油を使用する場合は、なるべく残らないように使い、どうしても使い切れなかった場合には古新聞や専用の吸収凝固剤などにしみ込ませて、燃えるゴミとして捨ててください」。

 また、洗剤や石鹸、シャンプーなどの使い方も気をつけてほしい。「洗剤や石鹸の界面活性剤などが河川の汚れの原因となりますから、適量の使用を心がけて頂きたいですね」。では、担当であるふたりは、家庭でどのようなことに気をつけているのだろうか。
 「油は排水として流さず、処理をして燃えるゴミとして捨てる、洗剤や石鹸を使いすぎないといったことは実践しています。あと、料理するときに汁物が残らないようにしています。お刺身を食べるときなどにも、しょう油が残らないように(小皿に)適量を出すように気をつけていますね」(久保さん)「排水をきれいにするためだけではなく、自分の体のためにも、脂っこい物を控え、油を捨てずにすむようにしています」(太田さん)。

 排水をきれいにすることは、海や川をきれいにするだけではなく、排水管の通りもよくする。また、川や海の水は、巡り巡って私たちの飲料水や生活用水になる。排水をきれいにすることは、自分たちの生活をきれいに、気持ちよくすることでもある。
 「一人ひとりの心がけが積み重なると、大きくなります。皆さんが排水をきれいにする『ちょっとした工夫』を心がけて頂ければ、川や海をきれいにできます。ご協力を宜しくお願い致します」。

 排水をきれいにするひと工夫
【台所では】
・食事や飲み物は必要な分だけ作り、食べきれる分、飲みきれる分だけ注ぎ、残り物を流さないようにする
・油は使い切る工夫を。使い切れず、やむを得ない場合は古新聞や専用の吸収凝固剤などにしみ込ませ、燃えるゴミへ
・食器や鍋の汚れは古紙などで拭き取ったり、ヘラでかき取ってから洗う
・食器を洗う際の洗剤は適量で
・調理クズや食べ残しが流れないよう、水切り袋などを使用する
・お米のとぎ汁は植物の水やりなどに再利用

【トイレ・お風呂・洗濯では】
・トイレが汚れすぎると掃除の際に使用する洗剤も増えてしまう。こまめに清掃を
・入浴や洗濯の際に使う石鹸・洗剤・シャンプーなどは適量を
(大阪府生活排水対策推進会議事務局発行・生活排水対策推進月間啓発チラシ掲載「カッパ巻き ちょっとの工夫で水をキレイに~秘伝 水澄ましの術~」より引用・一部改)


(了)

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