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2012年3月2日

全国初! 学生防犯ボランティアが安心・安全な街づくりを推進

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京都府警察本部 
学生防犯ボランティア「ロックモンキーズ」

“学生の街・京都”でのさまざまな活動に「内閣総理大臣表彰」を受賞

 京都府警察は「学生の街・京都」の学生パワーを防犯活動に活かし、さまざまな啓発・啓蒙活動に取り組む「学生防犯ボランティア」(愛称・以下/ロックモンキーズ)を組織しています。ボランティアには京都府内在住や府内の大学に通う28大学131名(平成24年1月末現在)が登録。街頭や学校・イベント会場などでの啓発活動や防犯寸劇のほか、他県の防犯研修会で講演を行ったり、ボランティアサミットやフォーラムに参加するなど、さまざまな取り組みが大きな反響を呼んでいます。
 平成21年6月に創設されたロックモンキーズは、発足当初25大学95名で活動をスタートしました。現在、代表を務める辻本阿弥さん(京都文教大学人間学部3回生)が参加するきっかけになったのは、自転車泥棒の被害に遭ったことから。「大学入学当初、それほど防犯意識が高くなかった」と苦笑する辻本さんですが、誰もが被害者になり得るとの危機意識からロックモンキーズの取り組みを通じてリーダーシップを発揮しています。
 代表補佐の得田真之助さん (同志社大学心理学部3回生)の父親は、現役警察官。父の背中を見て育ち、将来は警察官になることを夢見ているだけに活動への参加に迷いはありませんでした。

防犯活動を通じて視点や発想の違いを実感

 ロックモンキーズに参加して良かったことを「学校や学部を超えて同世代の多くの人たちとふれあえたこと」と、声をそろえる二人。「防犯という同じ目的でも専門知識や興味をもっていることによって、人それぞれ見方やとらえ方が違うことを知った」と話すのは、辻本さん。「例えば保育士を目指す人なら子どもの視線で、法学を勉強している人なら法律の面からと、いろいろな考えがあることを実感しました」
 活動を通じて向上心や創意工夫する楽しさを知ったという得田さんも、「キャンペーンの一環で演じる寸劇の反響が良ければ素直にうれしいし、反応がイマイチだったときはみんなで意見を出し合い、どんどん良くなるように変えていっている」と笑顔を浮かべます。

 平成22年10月にはこれまでの活動が評価され、「安全・安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰」を受賞するなど、活躍の場はますます広がるばかり。さまざまな取り組みがモデルとなり、同年には警察庁による「若い世代の参加促進を図る防犯ボランティア支援事業」も創設されました。
 京都府警察と学生パワーの融合を辻本さんは、「影響力の大きい警察と学生ならではの自由な発想が良い意味で刺激し合っている」と話します。「将来の夢のためにもロックモンキーズで取り組んでいることは、とても貴重な体験」という得田さんも、「これからますます活動に力を入れていきたい」と意気込んでいます。

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