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2012年3月2日

東大寺・お水取り 春を告げる炎が舞い 本行始まる

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3月1日
奈良市東大寺二月堂

 春のような陽気になった1日、東大寺二月堂(奈良市)で、二月堂修二会(しゅにえ)(お水取り)が本行入りした。僧侶が世の平穏を願い、人々に代わって懺悔の行に勤める奈良時代から続く行法で、今年は1261回目。
 午後7時頃から、長さ約6メートルの明々と燃え盛るおたいまつが10本、次々に舞台欄干を走った。夜空に美しく舞う火の粉に、集まった大勢の参拝者からは感嘆の声が上がった。

 静岡県から修学旅行で奈良を訪れていた浜松市立北部中学校1年の深見峻平くんは「勢いよく燃える真っ赤な炎に感動した。大昔の人たちも見た伝統行事を体験できた。昔の奈良にタイムスリップした気分」と仲間と口々に感想を述べた。

 松明の燃え残りは御利益があるとされ、行法終了後、参詣者は 舞台下に落ちた杉を奪い合う。毎年参拝しているという市内のご夫婦も「持ち帰って、軒上に飾りお守りにします」と懐中電灯で地面を照らしていた。

 地元では「お水取りが終われば春がくる」と言われており、古都・奈良に本格的な春の到来を告げる行事。おたいまつは14日まで毎晩行われる。

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