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シネマ365日

2012年3月12日

アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲 (2010 コメディ映画)

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監督 ロジャー・クンブル
出演 ブレンダン・フレイザー/ブルック・シールズ

森林帝国の逆襲

 環境開発の名を借り、傍若無人に自然を破壊する人間に、森の動物たちが逆襲する。胸がすく、メルヘンみたいにやさしく面白い物語だ。その一方、金の亡者に追随する悲しい宮仕えのサラリーマン中間管理職ダン・サンダース(B・フレイザー)の、涙ぐましい奮闘努力は笑えないほど健気だ。でも妻タミー(B・シールズ)も息子も彼の訴えを信じない、森中の動物が手を組んで夫をフラフラにさせるなんて…精神科医にかかるようにとまですすめる▼森の動物軍の布陣はこうだ。偵察隊長・カラス、投石仕掛け人・ネズミ、密偵・リス、毒ガス部隊長・スカンク、空爆隊長・ワシ、囮誘導部隊長・七面鳥、突撃隊長・クマ、夜警隊長・フクロウ、そして司令官はアライグマ(二児の母)うわー、たまらない▼ダンの妻と息子は1年の駐留の条件で赴任した。内心田舎に辟易している。都会が恋しい。妻タミーと息子は顔をあわせるたび、あと何ヶ月、と指折り折って街にもどる日をまちのぞんでいる▼開発を知った動物たちは、その指揮をとる現場監督ダンに狙いをつけた。ダンの庭に現れたアライグマは彼の日程行動を把握するや、いち早くスカンクを車に乗り込ませ、運転中に毒ガス攻め。気が狂いそうになりながらダンは、着陸したオーナーの自家用機にかけつける。そこでダンが知るのはリゾートとは名ばかり、大掛かりな森林伐採によるエネルギー・住宅開発だった。しかもダンの任期は4年に延長。タミーと息子は反旗をひるがえす。孤軍無援となったダンに、さらに動物たちの奸智きわまる攻略が待っていた▼いっこうにはかどらない開発に業を煮やした会社側は、動物たちを片端、麻酔銃でうちとり(エコと愛護の名目上すぐに殺さない)収容する。ゲットーのような檻の集積所を発見したダンの息子とガールフレンドは、会社側の計略をみぬき開発反対にたちあがる。板挟みのダン。しかし子供を守ろうとするアライグマ司令官をみて胸キュン。檻を解放する▼ダンは、そう「ハムナプトラ」シリーズ3作に主演したブレンダンです。ルイ・マルの「プリティ・ベビー」の、12歳の娼婦役でデビューしたブルック・シールズはプリンストン大学を首席で卒業、皇太子がファンだと公言していましたね。彼女は45歳の現在もテレビ・舞台で活躍、183センチのスラリとした容姿は、やっぱりよく目立つなあ。

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