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2012年3月13日

お水取りの松明、毎朝童子が手作り いよいよ満行へ

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~3月15日(未明)
奈良市東大寺二月堂

 奈良・東大寺の二月堂修二会(しゅにえ)(お水取り)は12日夜、本行の間、毎夜ともされる松明(たいまつ)の中でも最も大きな「籠(かご)松明」が登場。約2万5000人の参拝者が豪快な火の祭典に歓声をあげた。1日に始まった本行は、13日未明に本尊・十一面観音に供える「香水(こうずい)」を井戸からくむ「水取り」があり、15日未明、満行を迎える。

 お水取りで使われる松明は毎朝、担ぐ童子自身が食堂(じきどう)脇で約1時間ほどかかけて作る。童子は行者(修行僧)が修行に専念できるように裏方を担う。松明は長さ6~8m重さは約30kg~40kg。12日に使用される籠松明は長さ8m、重さ70kg前後と特大でバランスをとるために根がつけられている。
 「使用する竹は名張など各地から寄進されたものです。我々は昔から続くしきたりに従って作業していきます。童子は身内に不幸事や病人の居ない人が選ばれ、長い人で50年にもなります」今年で13年目という童子さんが、作業の合間に答えてくれた。

 いよいよ明日、3月14日はフィナーレで、18時半頃から練行衆10名が10本のお松明と共にいっぺんに上堂。お尻に火が付きそうなので「尻付け松明」と呼ばれ、上堂すると本堂の舞台の欄干上に10本全てのお松明が並んで振り回され、5分程で終わる。
 お水取りが終わると、古都奈良に春が訪れるといわれている。

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