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2012年3月21日

いか焼きで、元気にしたろっ!  ―枚方市職員ボランティア「いか焼き隊」―

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枚方市市民安全部 危機管理室
いか焼き隊

陸前高田市と大槌町へ、大阪の味と人情を届ける

 東日本大震災発生後、関西の各自治体から多くの職員が復興のために被災地入りしたが、枚方市職員から成るボランティア集団「いか焼き隊」も現地で活動を行った。同隊隊長で、市の危機管理室 消防・防災グループ課長・石田智則さんによると「昨年の7月と11月、それぞれ2日間ほど被災地へ行きました」。
 いか焼き隊は文字通り、大阪を代表する粉もんのひとつ・いか焼きを、震災などの災害被災地で振る舞う活動を続けている。「元々、市内のイベントなどでいか焼きを提供していますから道具は揃っていますし、他の粉もんと比べて焼く時間が短いので、被災地でも(大量に)早く作れるんです。(被災地での活動は)私の先輩たちが阪神・淡路大震災で始め、私も中越地震や中越沖地震などで現地へ行きました」。

 今回の東日本大震災では石田さんを含め30人以上が被災地へ。「1回目のときは1日目に岩手県大槌町、2日目に陸前高田市へ行きました。2つの班に分かれ、1班はいか焼きを、もう1班はがれき撤去などのお手伝いをしてきました」。どちらの班も初日か2日目でいか焼きを焼いた。隊長である石田さんも腕を振い、「東北にはいか焼きがないそうで、どういったものなのか、皆さん興味津々でした。食べてからも『こういうものなんだ、うまいねっ!』と大変喜んで頂けました」。
 2回目の活動ではいか焼きを焼かず、がれき撤去などの手伝いに集中。「復興があまり進んでいないように感じました。重機が入るところは、がれきがまとめられ山になっていましたが、ちょっと入ったところではそのままの状態でした」。重機があってもがれきをまとめることしかできていない。ましてや、人の手で撤去するしかない場所では、人手が足りない現状、復興作業がもっと進まない。大阪の味と人情で、被災地を元気にしたい。いか焼き隊としては、今後も現地での活動を模索中だ。

 「今までの2回は市の職員からカンパを頂戴し、現地へ行きました。ありがたいことですが、毎回毎回カンパに頼るわけにはいきません。予算面をどうするかが課題ですし、具体的には何も決まっていませんが、来年度も(被災地へ)行きたいと考えています」。

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