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2012年3月24日

オリンピックの金メダルを目指して  ―枚方市立第一中学校レスリング部―

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枚方市立第一中学校レスリング部

「しんどい」「疲れた」と口にしない、タフな人間を育成していく

 枚方市立第一中学校レスリング部は、創部以来15年連続で全国大会に出場している強豪校。全国的にも知られており、国内外で活躍する選手も輩出してきた。顧問の上(かみ)誠一教諭は「レスリングの練習は相手に抑え込まれるなど、苦しいことが多い。そういった練習を通じてタフな人間を作っていきたい」と話す。
 「精神的にタフでいるためには肉体がタフでないといけない。それに、苦しい練習は心も強くします。大人になり、辛いことがあっても『あの練習を乗り越えたんだから』と凹まずにすみます」。
 自身も選手として活躍し、以前は全国中学校大会の審判長を勤めていた上さん。挨拶や礼儀、丁寧な言葉づかいを守るよう指導する一方で「いつもコンディションを整え、『しんどい』『疲れた』と口にしたり、顔に出したりしないよう、教えています」。辛い顔をしていれば周囲に嫌な思いをさせ、試合では相手に漬け込まれる。レスリング選手として、人として強くなれ。その思いが込められている。
 「切磋琢磨し、絆を大切にするようにも指導しています。また、強いだけではなく周りから頼りにされる人間になってほしいと思っています」。そして何より、学生は勉強が1番。「テストの点数を部室の黒板に書きだしています」。生徒たちは朝・昼・放課後、そして休日も練習している。にも関わらず、書き出されて恥ずかしくない点数が並ぶ。文武両道、心身ともにタフな中学生だ。

 その生徒たちにも話を聞いた。真柴翔平さん(3年)は「(入部したのは)兄がやっていて(兄よりも)上に行きたいと思ったからです。これからもレスリングを続け、オリンピックを目指したいです」。キャプテンの植松勇人(はやと)さん(2年)も「練習の成果を出し切り、全国大会で優勝したいです。(将来は)オリンピックで優勝できる選手になりたいです」。
 レスリング部は厳しいだけではない。練習終了後、生徒も先生も笑顔で話している。生徒の中には「みんなで試合に勝って、帰るときにみんなとしゃべっているときが一番楽しい」という声も。「入部した生徒たちがみんな、素直になっていくんです」(上さん)。きっとそれは、先生も生徒も本気だからこそなのだろう。

 「(同部には)小学生も習いに来ています。新年度、中学生の部員も小学生も募集しています」。本気な先生や仲間たちとともに自分を強く、逞しく鍛える。ぜひ一度、部室へ足を運んでもらいたい。

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