女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

2012年3月24日

郡山城CGプロジェクト 奈良産業大学

Pocket
LINEで送る

奈良産業大学で発表展示会

夏休みも春休みも返上して完成した4分7秒 郡山城がよみがえる

 奈良産業大学の情報学部の学生約10名が片岡英己助教の指導のもと「郡山城と箱本十三町」のCG(コンピューターグラフィックス)を完成させ、発表展示会が大学で行われました。5層の天守や城下町の静止画のパネル16枚と、約4分7秒の動画が再生され、一般市民や関係者らが見学に訪れました。CGはすでに大和郡山市へ譲渡されており、今後、観光振興のために活用されます。

 制作期間は約一年半。CGの知識も経験もない学生達がゼロから作り上げました。「目的は地域貢献ですが、学生のモチベーションアップになりました。学生だけで100%やりきりましたからね。かなり詰め込みましたので、濃密な時間でした」と片岡助教。学生たちは夏休みも春休みも返上し、郡山城跡をはじめ奈良町や橿原市今井町、姫路城などで現地調査を重ね、地図や絵図などの資料を元に当時の景観を一つづつ映像にして再現していきました。

 郡山城は天正8年(1580年)に筒井順慶によって築城され、天正13年(1585年)に豊臣秀吉の弟秀長が大和・紀伊・和泉100万石の大名として居城、さらに改修が続けられました。その後、城主が代わり、享保9年(1724年)に甲府城主であった柳沢吉保が15万石で入城。以後柳沢家が6代続き、城は明治維新で取り壊されました。今回復元されたのは1590年頃の秀長時代の最も豪奢で壮大だった頃のものです。

 CGは、郡山城を中心にした1.5キロ四方の城下町の遠景から始まります。視点が城内に近づき、現市役所近くにある柳門を抜け、二の丸東側の鉄(くろがね)門、続いて追手門をくぐり、本丸の極楽橋を渡って、郡山城天守閣を見上げるところまでの、4分7秒。学生達が取り組んだ1年半の濃密な時間が圧縮されています。

 同学部ではこれまで高取城、藤原京のCGプロジェクトにも取り組んでいます。
こちらから

Pocket
LINEで送る