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2012年3月29日

私が作った給食、おいしく食べてもらえたらうれしいな  ―高槻市立日吉台小学校・西田鈴菜さん(6年生)―

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高槻市立日吉台小学校
西田鈴菜さん

応募総数3824件から選ばれた「鮭と豆腐のだんごスープ」が好評

 すべての小学校で自校給食を行い、安心・安全を徹底している高槻市では、毎年、すべての公立小学校に通う5、6年生を対象に給食週間の献立レシピを募集している。今年度も3824件の応募があり、味や栄養面、作りやすさなどを踏まえ、見事に献立として選ばれたのが、高槻市立日吉台小学校6年生・西田鈴菜さんが作った「鮭と豆腐のだんごスープ」だ。
 「お母さんのお手伝いで、(料理を)よくします。大好きです!」という西田さんがレシピを考えたのは、昨年の夏休み。宿題の課題だった。冷蔵庫にあった豆腐を「お母さんが、よくお団子にしてくれているので、真似してみました」。鮭を焼き、骨と皮を取り、身を細かくして、豆腐・卵・塩・片栗粉と混ぜて団子にする。料理が好きでないと、この発想はなかなか浮かばない。

 また、メイン食材の1つである鮭を選んだ理由も「冬に(給食として)でるので、鮭にしようと思いました」。他の食材も白菜や大根など、冬に適したものが多い。夏に冬の献立を考えられる。料理好きで、お鍋が好きという西田さんならではのレシピだ。

 選ばれた献立は今年の1月24日、市内全小学校の給食に登場。かなり好評だったようで「友達からも『おいしいね』『(レシピが選ばれて)すごいね』って言ってもらえました」と西田さんははにかむ。同校校長の高畑稔先生、西田さんの担任を務める越智大揮先生も「5年生の子たちから『あの給食おいしかった』といった声があがっていました」「西田さんは生活態度が良く、面倒見も良い子です。家庭科で調理実習のときなどでも、周囲の子たちと一緒に作っています」。そういった心の優しさが、味にも現れたのだろう。

 今回のレシピは、今後、献立に再登場する可能性もある。3月で同校を卒業する西田さんは「(再び給食に出た時にも)おいしく食べてもらえたら、うれしいです」。将来、保育士になりたいと夢見る西田さん。その優しさで、きっと良い先生になれるだろう。

 団子の作り方は西田さんが応募した際のレシピ。団子の作り方を含め、作りやすさ等を考慮し、給食では西田さんのレシピをもとにして、若干のアレンジが加えられています

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