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スポーツ

2012年4月3日

まずは体操の楽しさを。 技術のみならず、人としての基礎を教えたい ―羽衣体操クラブ―

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大阪府泉大津市
羽衣体操クラブ

オリンピック選手も所属。競技者の裾野を広げ、選手育成にも力を入れる

 今年はオリンピックイヤー。各競技における日本人選手の活躍が楽しみだが、体操でも男女とも好成績が期待される。3年前、泉大津市で設立された羽衣体操クラブにも、オリンピック出場経験のある選手や、今回のオリンピック候補選手を始め、国内外で活躍する選手が多数所属している。
 その一方で、幼児から小学生までの一般クラスに通う子たちも多い。同クラブでは2~3歳をリトルクラス、年少~年中をキンダークラス、年長~小学生をジュニアクラスとし、年代別に体操を教えている。コーチのひとり、赤田尚也さんに話を聞いた。
 「私は2年前まで選手をしていました。自分が得てきた技術を伝えたい、細かいところまで伝えたいと思っています」。ただ、うまくなればそれでいい、というわけではない。「体操を通じて、礼儀作法や挨拶など、人としての基礎を学び、向上してほしいと思っています。それに、最初は体操の面白さを楽しんでほしいんです」。

 通っている子どもたちも「お友達が通っていたから」「広いところで(体操が)できて、楽しそうだったから」と、体操の楽しさに興味を持ち、始めてみた子が多い。また、「(体操を始めて)みんなで一緒にやってるから楽しい」「新しい友達もたくさんできてうれしい」といった声もある。ただ、「自分だけ(技が)できなくて、ちょっと悔しいときもあります。でも、それが(みんなと同じように)できた時は、すごくうれしいです」「これからも、楽しく体操を続けたいです」と、楽しみのなかに向上心が芽生えている子もいる。

 「リトルクラスで何もできなかった子たちが、キンダークラスで逆上がりができるようになるなど、(子どもたちの)成長を見ているとやっぱりうれしいですね。それに、私たち(コーチ)の話をちゃんと聞けるようになるんですよ。行く行くは、一般クラスから選手クラスへ、上がれるような子も育成していきたいですし、上がりたいと思っている子を育てていきたいと思っています」(赤田さん)。

 オリンピックを目指す選手たちとともに、楽しみながら技術と人間性を向上していく。子どもたちを見つめるコーチたちは、厳しくも優しい眼差しだった。

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