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イベントガイド

2012年4月4日

日本とオーストリアのサムライ、競演

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「日欧のサムライたちオーストリアと日本の武器武具展」

「日欧のサムライたちオーストリアと日本の武器武具展」大阪歴史博物館にて、5月6日まで開催中

 2006年、オーストリア第2の都市・シュタイヤーマルク州グラーツにあるエッゲンベルグ城の一室を飾っていた東洋風絵画が、豊臣時代の大坂城と城下町を描いた屏風であることが判明。以後、エッゲンベルグ城などで構成されるシュタイヤーマルク州立博物館ヨアネウムと関西大学、大阪城天守閣の三者で共同研究を重ね、2009年にはヨアネウムと大阪市との間で、大阪城とエッゲンベルグ城の友好城郭提携が結ばれた。

 その3周年にあたる今年、大阪歴史博物館において「日欧のサムライたちオーストリアと日本の武器武具展」(主催・大阪市、財団法人大阪市博物館協会、大阪城天守閣、大阪歴史博物館)が開催されている。大阪歴史博物館の学芸員・池田研さんによると「グラーツは(神聖ローマ帝国にとり、地理的に)オスマン帝国などの侵略を受ける最前線。武器や武具を収納する武器庫が今も当時の姿のまま保存されています」。それらの武器・武具や、当時の文献をヨアネウムなどから46点集めた。ヨアネウムの関係者は「今回の武器武具展は、展示品を集めるだけではなく、日本とオーストリアの交流になり、大変喜ばしい催しです」。

 また、日本からは大阪城天守閣から38点を展示。武器や武具はもちろん、関ヶ原の戦いなどを描いた合戦図屏風や使われていた陶磁器なども並ぶ。大阪城天守閣館長の松尾信裕さんの解説では「日本とヨーロッパの武器武具の発展の違いや共通点を感じて頂けます。また、日本の武器や武具は漆などを使った工芸品としてもご覧頂けます」。
 「日本とヨーロッパ、同時代の武器や武具、歴史や文化の比較展示は前例のない試みです。そういった観点からもご覧頂きたいです」(池田さん)。また、ここ数年、女性でも歴史や武将の愛好家が増えているが「図録などで甲冑を見ると正面からの写真が多いですが、今回の展示ではガラスケースに入れない露出展示をしているものもあります。その迫力はもちろん、裏側などの細部までご覧頂けますので、ぜひいらして下さい」。

 開催は5月6日(日)まで。観覧料は特別展のみの場合、大人1000円、高校・大学生700円(中学生以下は無料、常設展との共通券は大人1500円、高校・大学生1030円)。

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