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シネマ365日

2012年4月14日

キャッツ&ドッグス (2001年 動物アクション映画)

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監督 ローレンス・ガターマン
出演 文中に含む

世界征服たくらむ肉球

 猫派、犬派、人間のなかでも二つに別れる種族がCGと最先端のアニマトロニクスを駆使して真っ向勝負。タイトルからして犬が先だ、猫が先だと一悶着あったほど。犬猫がコンピューターをあやつり、暗殺集団・忍者猫がその名の通り技巧極まる忍びの術で家人に可愛がられ、ハイテンションの格闘技を犬グループと繰り広げる▼閑静な平和な住宅街。ブロディ教授(ジェフ・ゴールドブラム)家では教授が犬アレルギー防止の薬を開発中。成功すれば世界の犬アレルギーに悩む人々を救うことができる。教授は息子と見にいく約束のサッカーの試合も忘れて研究に没頭。犬の秘密諜報組織は教授の開発を助け、世界制覇を企む邪悪な猫族の妨害から防ごうと、腕利きのエージェント犬ブッチ(声=アレック・ボールドウィン「恋するベーカリー」)とその配下を送りこむ。ところが教授の家に住みついたエージェント犬が猫一派に誘拐された。代わりに派遣されてきたのは、なんの手違いか、訓練もできていない子犬のビーグル犬、ルー(声=トビー・マグワイア「スパイダーマン」だった)▼ルーはドジばかりふんでなかなか成果があげられない。ある日不思議な謎めいたホームレスのメス犬アイビー(声=スーザン・サランドン「ウォール・ストリート」)に出会う。彼女はブッチとの過去に愛情のもつれと破綻があったのか、いや、任務遂行での意思の食い違いがあったのか、ブッチは語りたがらず、アイビーもルーの無邪気な質問をはぐらかすだけ。さすがにアレックとスーザンの、大人の声の表情がすばらしい▼凶暴でサイケな猫族のトップ・ペルシャ猫は「古代エジプトは猫が支配していた」と歴史をひもとき「アレルギーの特効薬が開発されたら犬派が有利になる。1億の犬の運命はわが肉球ににぎられている」と激を飛ばしネズミも抱き込み「成果をあげたらオーストラリア大陸をあげよう」と気前のいい約束をする▼特効薬はついに開発に成功した。ペルシャ猫が陣頭指揮して教授を誘拐、教授の家族は人質にとられ、いよいよ最後通牒が犬派につきつけられた。特効薬のデータ資料一式を持ってこなければ家族全員抹殺すると過激で残酷な要求である。行方をくらましどこからか連絡を取ってくる姿なき猫軍団を前に、ブッチとルーたちは途方にくれる。刻々と闇は深まり時間はない、そこへ影のように近づいてきたのはアイビーだ。体になにか帯びている…▼ここからクライマックス。爆破、炎上「ターミネーター」顔負けにダイナミックなのだ。そして瀕死のルー。猫と犬の激突決戦バトルは大ヒットし2010年「キャッツ&ドッグス2」が作られたのはご存知の通りだ。

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