女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

2012年4月13日

ボランティアを通じて社会との関わりを持とう!  ―綾羽高校ボランティア部―

Pocket
LINEで送る

滋賀県草津市西渋川
学校法人綾羽育英会 綾羽高等学校

体験を通じ、生徒たちも成長

 学校法人綾羽育英会が運営する綾羽高等学校は、野球やサッカーなどの強豪校として知られているが、他の高校ではあまり見られない部活もある。「ボランティア部」だ。顧問の古澤真衣先生によると「平成13年、介護福祉科が新設された際に創部しました」。
 福祉施設とつながりができた自分たちに、何かできることはないか。その思いが創部のきっかけだった。現在、デイサービスなどの高齢者介護福祉施設でお年寄りの話し相手や車椅子の移動補助を行うほか、施設で行われる夏祭りでは屋台を出して盛り上げている。


 「障がい者児童たちのサマースクールなどでも、一緒に作業をするなどのお手伝いをしています。また、街頭募金活動や地域の清掃活動にも参加させて頂いています。校内では昨年の東日本大震災を受け、ベルマークの収集・集計を行い、被災地へ点数を送付する活動を行っています」。

 部員たちにも話を聞いた。ボランティア部に入部したきっかけは?「先輩から誘われて(あまり聞いたことがない部活だったので)不思議半分に部室に来てみたら、色んな施設で活動できると知り、入部しました」。「私はどの部活にも入ってなかったのですが(ボランティア部の)みんなから『ボランティアに行くのが楽しい』と聞いて、自分もやってみたいと思い(1年の途中から)入りました」。なかには運動部系に所属していたものの、腰を痛めて辞めざるを得なくなり、「どうしようかと思っていたところを、部長に拾われました」といった声もあった。では、活動を通じて感じたことは?
 「障害を持った子どもたちと接していて、障害のない子と何も変わらないし、すごく純粋だと感じました」「それに、(施設に)何年も通っている子もいれば、新しく入ってくる子もいるのに、みんな一緒に作業をしていて『絆』を感じましたし、自分も(障害者児童たちと)繋がれて嬉しかったです」。

 現在、部員は7名。部長の木村さん(3年)は「みんながしんどい思いをせず、楽しく明るいボランティア活動をしていきます。(新入生も)ちょっとでも興味があったら、入部してほしいですね」。また、古澤先生も「普段は大人しい生徒も、外に出ると溌剌と積極的になり、今まで見られなかった一面を見せてくれることがあります。多くの体験を通じて自分の将来に役立ててほしいと思いますね」。

 他人のために、自分の成長のために。部員たちは今日も笑顔で活動している。

Pocket
LINEで送る